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番外編・ゲームで女性向けで検索してみた【BLとの比較も載せています】

女性向け



 女性向けでは、ゲームで検索すると187作品になっています。

 BLが210作品と比べると、やや作品数が少ない傾向にあります。


 まずは、①ゲーム系異世界トリップ、転生、転移、②その他で分解します。


      ①ゲーム系異世界トリップ、転生、転移=約74作品

      ②その他=187-74=113作品



 全体の約40%が①となり、BLよりもやや多くを占めている。

 ただこの計算の問題点は転移転生系でも、タグやあらすじにそれが記載されていない場合がそこそこあり、実際の値はもう少し多いと考えられる。


 次に、①乙女ゲーム系(BLゲームも含む)、②ゲームが関わらない系統(こちらには異世界主人公でゲームのような世界観というのも含めました)、③vrmmo、オンラインゲームといった世界で、そのキャラになったりトリップしたり、遊んだりといった系統で分けました。



 ①=88作品

 ②=73作品

 ③=26作品



 ①の88は、BLゲームと、乙女とゲームが離れていた場合、乙ゲームとして検索すると引っかからないため多めにカウントされている。

 また、乙女ゲームなどとは関係の無い罰ゲームや恋愛ゲームは、BLとほぼ同じような作品数になっている。

 その一方で、③の作品の割合が、BLに比べて異様に少なくなっていた。


 次に個別でポイントの分布を調べてみようと思う。



  ②の場合のポイント分布

      ~4000  1作品

3999~1000 12作品

999~200 21作品

199~ 39作品



 74作品中、半分近くが200ポイント以下です。

 この傾向はBL作品とほぼ同じです。

 ただBLの方が1000ポイント以上が合計して多く出る傾向にあった。


 そこから考えて、BLの恋愛ゲーム的な物は違う要素で人気が出ているとも考えられる。

 例えば、BLでは人気があるが、女性向けでは人気の無い“学園”の要素が幾らか影響しているかもしれない。


 次に、①の乙女ゲームについて検討する。





  ①乙女ゲーム系(BLゲーム含む)の場合


 但し、81作品のうち、関係の無い物が15作品含まれていたため、66作品となった。



   ☆乙女ゲーム=66作品

     

         転生=53作品

       トリップ=13作品


 乙女ゲーム系の約80%が転生ものです。

 次にポイント分布を見てみましょう。

 ポイントの内訳は、



4000~     転生=17 トリップ=0   合計=17

1000~3999   転生=18 トリップ=3  合計=21

200 ~999   転生=9 トリップ=7  合計=16

   ~199  転生=9 トリップ=3  合計=12



 200以下が約18%ととなっています。

 どうやらBLの方がやや人気がでやすい傾向にあります。

 そしてBLと同様、乙女ゲームの場合は転生系で無いと人気が出ない傾向が見られました。


 これらの乙女ゲームの傾向はBLでも見られた事から、BLの方の乙女ゲーム転生系はBLの中でも女性向けと掛け持ちしている方や、やや年齢層が高くなっている可能性があります。

 また普段はあまりBLの方を読まない人がBLの場合は読んでいるため、結果として乙女ゲーム転生系はポイントが高くなる傾向が出ているかもしれません。


 最後に、③です。


  ☆③。vrmmo等(26作品)



4000~     1作品

1000~3999   9作品

200~999    9作品

  ~199   7作品



 200ポイント以下が、約27%。

 全体としては人気のある傾向ですが、BLの場合では約14%程度なのを考えると、女性向けでは人気がやや弱いと考えられる。

 

 

 以上の事から、普通のゲームトリップが比較的若い層の支持があり、乙女ゲーム転生系は、年齢層が高いと考えられる。


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