side奴隷人魚家政婦②
めっちゃ間空いてすみません!
「ガッチャ!!楽しいバトルだったぜ!」
「はぁ……」
なぜ私はエクス様の寝室でカードゲームをしているのか、それは数時間前に遡る。
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「………ライラ、今夜は俺の部屋に来い」
「承知いたしました」
遂にこの日が来てしまったか………むしろ良く今まで手を出してこなかったと感心するべきか?
普段好色男のような振る舞いをしているが、今まで手を出してこなかった。
いやまぁすでに自分の女がいるので興味がなかったと言えるかもしれないが。
それでも基本的に男という生き物は手を出せる女がいたら積極的に手を出したがるもの。
覚悟を決めてエクス様の寝室のドアを開く。
「お!!?きたか!!よしよし、じゃあまずはーー」
私を部屋に招き入れベッドの下をゴソゴソしだすエクス様。
(………コスプレでもさせる気か?)
「どのデッキ使いたい!!?!!?」
私の前に紙束が乱雑に置かれる。
「………………はい?」
そして話は冒頭へと戻る。
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「いやぁ〜やっぱカードゲームは対戦相手いないとなぁ〜」
「………はぁ、そうですね」
「あ、あの楽しくないなら帰っても良いから、つまんなかったら言ってくれ」
「………いえ、十分楽しませていただいています」
「そ、そうか!!?、いやぁ〜アイはまだ冷めた目で見てくるだけなんだけどボタンは「えぇ〜そんなガキ臭いことやめて欲しいでござるよ師匠〜」とか言ってきてさ〜やっぱライラ見どころあるな〜」
(…………本音は私も同意見かな)
そうして紙屑を弄んでいるといつのまにか眠りについていた。
俺、奴隷とかいたらセクハラしまくっちゃう!!




