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元騎士、本当の修羅場

エクス弱ぇ



「表でなさいよ」



「望むところでござる」





頭突きをしあいながら、啖呵を切る牡丹とチェルシー



「お、おいおい二人とも落ち着け………」




「「師匠(エクス)はどっちの味方でござる(なの)?!!?」」




「いやぁ〜その〜なんでもないです、ごゆっくり」





「…………エクス弱い…………」




「いや、勘違いするなよアイ、やっぱ女子供に本気を出すのは大人気ないからね………そのね………」




「……………どっちでも良いけど、二人とも外行っちゃったよ」





「へ?」







◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆





時間は巻き戻る事、数十分。



「いやぁ〜感心感心、やっと部下の意識が芽生えてきたわねぇ〜」





「…………チェルシー、一つ約束してくれ……」




自宅の玄関前で彼女に話しかけるエクティス。




「あん?何よ?」




「俺の家には同居人がいるんだが………揉めないでくれよ」




「はぁ〜わかったわかった、揉めないように頑張るわ!!」




「不安だ………」





ドアを開け中に入っていくエクティスとチェルシー。




二人をリビングで待っていたアイと牡丹。



「うん?」




「はて?」





牡丹とチェルシーは顔を見合わせ疑問符を浮かべる、次の瞬間に二人は思い出す。




「「あああーーーー!!!?!?」」





指差しあって大声を張り上げる二人。




「え、な、何お前ら知り合いなの?」




「し、知り合いも何も私の親父ぶっ殺したSA☆MU☆RA☆Iじゃない、こ、こんなところで何してんのよ!!?」




「そ、其方こそなんで………女と見れば魔族でも構わんのか師匠……」





「え!!?、こ、こいつまじで魔族なの!!?」




「……今なんつった?」




「え、いやだからマジで」





「お前じゃねえよ、そっちのイカれた格好したやつ」



イかれた格好と言われて牡丹の血管が千切れる音がする。




「………女と見れば魔族でも…」




「そのあと」



「……師匠……」




「それよそれ、何あんた、あの女ってあんたの弟子なの?」




「まぁ、成り行きで………」




「ふーん、あんた私の部下まで取る気なんだ」



「………取るも何も師匠は誰のものでもないでござるよ」




「ああん??!?こいつは私の次期魔王軍の幹部になんのよ、私のもんでしょうが?」




「はっ、心配無用、お主の軍など三日で滅ぼしてやるでござる」




牡丹の言葉にチェルシーの血管が切れる音が聞こえる。





そして話は冒頭へと戻る。




女強ぇ

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