元騎士、本当の修羅場
エクス弱ぇ
「表でなさいよ」
「望むところでござる」
頭突きをしあいながら、啖呵を切る牡丹とチェルシー
「お、おいおい二人とも落ち着け………」
「「師匠はどっちの味方でござる?!!?」」
「いやぁ〜その〜なんでもないです、ごゆっくり」
「…………エクス弱い…………」
「いや、勘違いするなよアイ、やっぱ女子供に本気を出すのは大人気ないからね………そのね………」
「……………どっちでも良いけど、二人とも外行っちゃったよ」
「へ?」
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時間は巻き戻る事、数十分。
「いやぁ〜感心感心、やっと部下の意識が芽生えてきたわねぇ〜」
「…………チェルシー、一つ約束してくれ……」
自宅の玄関前で彼女に話しかけるエクティス。
「あん?何よ?」
「俺の家には同居人がいるんだが………揉めないでくれよ」
「はぁ〜わかったわかった、揉めないように頑張るわ!!」
「不安だ………」
ドアを開け中に入っていくエクティスとチェルシー。
二人をリビングで待っていたアイと牡丹。
「うん?」
「はて?」
牡丹とチェルシーは顔を見合わせ疑問符を浮かべる、次の瞬間に二人は思い出す。
「「あああーーーー!!!?!?」」
指差しあって大声を張り上げる二人。
「え、な、何お前ら知り合いなの?」
「し、知り合いも何も私の親父ぶっ殺したSA☆MU☆RA☆Iじゃない、こ、こんなところで何してんのよ!!?」
「そ、其方こそなんで………女と見れば魔族でも構わんのか師匠……」
「え!!?、こ、こいつまじで魔族なの!!?」
「……今なんつった?」
「え、いやだからマジで」
「お前じゃねえよ、そっちのイカれた格好したやつ」
イかれた格好と言われて牡丹の血管が千切れる音がする。
「………女と見れば魔族でも…」
「そのあと」
「……師匠……」
「それよそれ、何あんた、あの女ってあんたの弟子なの?」
「まぁ、成り行きで………」
「ふーん、あんた私の部下まで取る気なんだ」
「………取るも何も師匠は誰のものでもないでござるよ」
「ああん??!?こいつは私の次期魔王軍の幹部になんのよ、私のもんでしょうが?」
「はっ、心配無用、お主の軍など三日で滅ぼしてやるでござる」
牡丹の言葉にチェルシーの血管が切れる音が聞こえる。
そして話は冒頭へと戻る。
女強ぇ




