元騎士、次期魔王軍の幹部になる権利を得る
この魔王かわいい
「もぐもぐ、あー〜生き返った〜、エクティスだっけ?、ありがとうね〜」
「食い過ぎだろ、すげぇデシャヴを感じる」
周りの人間は手を出したら最後まで面倒みろと言わんばかりに睨んでくる。
腹が減ったと言うのでレストランに連れて行く、彼女はなんと金を持ってないらしい。
仕方無しに飯を奢っていたエクティス。
彼はチェルシーを虚ろな目で見ている。
「ふぅ、まぁ腹八分目ってところね」
「店の食いもん全部食っといてまだ入るのかよ」
「お礼に貴方を次期魔王軍の幹部にしてあげるわ!」
(……また変なこと言い出しだぞこいつ………適当に合わせておくか………)
「はは、身に余る光栄でございます、チェルシー様!!」
「お!?、おお、そうよそうよ、そういう反応を待っていたのよ!!」
「して、我らの軍備はいかほどなのでしょうか?」
「………あれよ……今は耐えるときなのよ」
「……………所用を思い出したので休暇をもらってもいいでしょうか?」
「あ、こ、こら!やめようとするんじゃないわよ、だ、大丈夫よ、あと数年資金を貯めてすごい軍勢を作って、世界を切り崩しにかかるんだから!!」
「なるほどね〜だから一攫千金の冒険者になったってわけか」
「そうよ、それなのにFランクからやれなんて時間の無駄だわ、実力はあるんだから最初からSSランクにしなさいっての」
「あのな〜実力があろうがなかろうが、すぐにSSランクに上がるなんて不可能だぞ?」
「はぁ?なんでよ?私みたいな強者をとっととあげない理由がないじゃない」
「理由もクソも実力あるから最初からSSランクでスタートでーすなんてやってたら他の奴らの不満爆発する、一人優秀な奴がいても、他の奴らがやる気なくしたらどうしようもないからな〜、そういう特別扱いの前例作っちゃうと後々めんどくさいし、さらに言っちゃえば他の奴らがいなくなっちゃった状態でお前まで急に体調崩したり、やめられたりしたらギルドが潰れるまであり得る、そんな危険を冒すわけがない、他の奴らが納得してるならまだしもな〜」
「えええ!?!そ、そんな、だって人間の冒険者ギルドってところは………
『ふっ、私の魔力は53万よ』
『な、なんだと!??』
『一回するごとに魔力100万以上上昇する変身を後2回残している、この意味わかるわね?』
『な、なにぃ!!!?なんて規格外!!?採用!!SSランクから始めてください!』
『まぁ魔の帝王としてそれぐらいで我慢してあげるわ』
………………………って感じであっちから頭下げてくるんじゃないの?!!!?!?」
「えっと、なんかスーパーな野菜人に倒されそうだなその魔王」
つおい




