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元騎士、久しぶりのギルド

魔王設定を有効活用します!!w




「いやぁ〜いい汗をかいたわぁ〜」




スポーツジム感覚でギルドに来て、Fランクの依頼をクリアするエクティス。



彼に呆れ顔で忠告する受付嬢。



「はぁ、エクスさんはBランクに上がっているんですからもっと上の依頼をやればいいのに………」




「え、い、いやぁ、だってBランクって難しそうだしねぇ〜、そういえばなんで俺、下位の依頼しかやってないのにランク上がってるんですか?」




「何言ってるんですか?貴方は王都を救ってくれたじゃないですか…………その功績から昇格が決まりました」



「あー〜なるほどね〜」



受付嬢と他愛ない世間話をしていたら、横から険悪なムードが漂ってくる。



「なんで!!!なんで私をSSランクにしてくれないのよ!!!」




「規則で決まっていて………」





「わかったわ、証拠としてこの街を吹っ飛ばせば私の力を認めざるを得ないわね」





「あ、あの、そんなことしても認められない………というか逆効果ですね」



「はぁ??な、なんでよ!!!!」




騒いでいるのは角が生えた亜人種のようだ、年は17、8歳くらいだろうか?、アメリアの赤毛と違い、まるで炎のような緋色の髪、眼は龍のような黄金色、体はエクティスの見た中では胸が少し薄いが、尻がなかなかデカくていい。



一応補足すると、別に亜人を迫害とか立場が弱いとかは無い、昔、迫害をしていたら、亜人達がキレて暴動を起こしたことがある。




まぁよく考えなくても、平均的な亜人の強さが普通の人間の10倍くらいなのだ、しかも、竜人や鬼人クラスになると字面通りの戦力、つまり一騎当千の力を発揮する。



いくら人間が頭が回ると言っても、亜人側の参謀もアホでは無い、似たような戦術を理解している指揮官が圧倒的に身体能力が違う兵を動かし、戦争したらどうなるか……………




結果は火を見るより明らか、事実、人間側がボロ負けしていたが、魔王軍が暴れ出したので争いが収まった次第だ。



一向に進まない会話、いつまでも同じところをグルグル回っている。



見兼ねたエクティスは少女に近寄り、声をかける。




「なぁ、君、ちょっと落ち着けよ……」




「うん?何よあんた!!この次期魔王チェルシー・ゴールドに文句でも……………」




「ど、どうした?」




物騒な言葉を言う少女はいきなり勢いがなくなる、疑問に思うエクティス。





「………お、お腹減った………」




「へ?」




言うや否や、仰向けに目を回しながら倒れこむチェルシー、呆然と見るエクティス。




魔王の存在忘れてましたw

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