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会計士 異世界に立つ  作者: 一村
青年期 ~ 自治区アド
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第21話 冒険者ギルド

第21話 冒険者ギルド



 オキに連れられ大きな建物に入っていく。


 オキは顔見知りらしい受付のかわいらしい女の子と話している。


 その様子を眺めていると、オキに呼ばれる。



 「ライト様こちらで登録を」


 「商人ギルドに登録してるんですけど・・・いいんですか?」


 

 オキさんと話していると受付の女の子が話に割って入ってくる。



 「それはかまいませんよ ライトさん」


 「えっと・・・」


 「申し遅れました 受付をしておりますレイと申します」


 「敬語はいいですよ」


 「では ライトさん 冒険者ギルドは商人ギルドに入っていても登録できますよ。」


 「そうなんですか てっきり一つだけかと思ってました」



 受付嬢のレイは笑顔で受け答えしてくれた。


 恐らく年齢は少し年下くらいだろうか?


 頭には特徴的な耳があり種族は獣兎人というらしい。


 レイはとても可愛らしい顔で、その上その胸にはとてもけしからんものがあり、思わずそこに目がいくのは悲しい男のサガである。



 「・・・どこ見ているんですかライトさん」



 笑顔ではあるもののそこに殺気めいたものを感じすかさず謝る。



 「ごめん つい」


 「ハァ もういいですよ 慣れてますから それで登録ですがどうします?」



 レイとのやり取りを笑顔で見ていたオキが続く。



 「失礼ながらライト様はダンジョンに潜ったりするつもりは?」


 「もちろんそのつもりですよ」


 「では登録すべきです 登録者にはいろいろ優遇策もありますし」


 「そうなんですか?」


 「ではライトさん 冒険者ギルドについて簡単にですが説明させていただきますね」


 「お願いします レイさん」


 「まず登録には特に条件はございません 登録料は100Gです」


 「お金がかかるんですね」


 「はいこれは登録するとギルドカードが発行されますのでその費用になります ギルドカードは身分証明にもなりますし 自身のギルドでの仕事歴も確認できます」


 「なるほど」


 「またギルド運営費用として毎月50Gかかりますが、これは月に一度でも仕事を請け負ってくれれば免除になります」


 「月に一回ね」


 「次に仕事の依頼ですが様々なものがあります モンスターの討伐から厄介ごとの解決 素材の収集など難易度も様々です」


 「・・・」


 「そこで冒険者の皆さんを力量別にG~SSSまでのランク分けして 仕事の難易度別に受注して頂く事にしてます」 


 「ランク分け?」


 「登録した直後はGランクからになります 受けられる仕事は自分のランクか一つ上までです」


 「それで?」


 「ある程度仕事をこなすとギルドより昇格のための依頼がありますのでその仕事を成功しますと晴れて昇格となります」


 「なるほど」


 「Dランクになれば一人前 Bランクからは一流冒険者ですね Sランク以上になると貴族以上の特別待遇になりますよ」


 「Sランクなんてそこまでは考えてないよ」


 「そうですか またギルド加入の特典は宿屋の特別料金やダンジョン情報の開示などです ランクごとに色々ありますのでおいおい説明しますね」


 「どうでしょうライト様 オキは加入するべきと思いますが?」


 「そうですね オキさんが言うのなら間違いは無いでしょう レイさん加入します」


 「では手続きをしますのでここへ右手をお願いします」



 レイは水晶のような物を目の前に差し出してきた。



 「これは記録装置になります 重複登録や犯罪者が登録しないようこの装置に生体情報を登録しておくものです これで冒険者の記録を一括管理してます」


 「そんなものがこの時代に・・・」



 思わず口にしてしまったつぶやきにレイは不思議そうな顔を顔を浮かべる。



 「この時代?」


 「いやいや気にしないで」


 「そうですか これは記録体といいまして魔具とよばれるものです」


 「魔具?」

 

 「ライト様 魔具はエルフなど一部の種族のみが作成できるもので非常に価値の高い物です」


 「スキルか何かなの?」


 「そうです なぜ一部の種族にしか出来ないのかはわかっておりませんし 種族でも能力を持たない者がほとんどで作成できるのはごく一部ですね」



 記録体にそっと右手を置くとぼんやり光りすぐに消える



 「ではギルドカードを作成してきますから少々お待ちください」



 オキと待っているとレイが再び現れ、カードを手渡される。


 カードの表には名前と性別とランク、裏面には何も記入されていない。



 「登録は以上になります カードは紛失しないようにお願いしますね また仕事の受注と結果報告時に必要になりますのでお持ちください」


 「了解」


 「それから商人として冒険者ギルドに仕事の依頼をするときもこちらで伺いますので受付へいらして下さい」


 「仕事の依頼か・・・」


 「ではこれからお願いしますね ライトさん」


 「ああ・・・お願いします」



 レイのとびっきりの笑顔に少々照れながらそう返事しギルドを後にする。



 「ライト様 時間もそろそろいいでしょう 主人の下へ参りましょうか?」


 「・・・はい」



 オキとオルフの元へ帰る途中 



 「何か考え事ですか?」


 「そうですね・・・これからについてね」


 「これから?」


 「住む所はオルフさんの計らいで今日から問題なく住めそうです」


 「そうですか よかった」


 「ただ店が始まるとどうしても人手が必要になると思うんです」


 「・・・」


 「僕自身がダンジョンに向かう時は店は休みとは行かないでしょうから」


 「・・・」


 「それに出来れば僕自身は武具作成に集中したいと思っていますし 接客は任せたいんです」


 「なるほど・・・たぶんその辺については今からうちの主人から話があると思いますよ・・・さあ着きましたね」



 オルフ邸に入ると先ほどと同じ部屋に案内される。



 「オキさん色々ありがとう 恩に着ます」


 「いえいえ これも仕事ですから ではオルフを呼んで参りますので少々お待ち下さい」


 「はい よろしくお願いします」



 オキが部屋を出て行くと椅子に深く腰掛け背もたれに体を預ける。



 「ふー 疲れた 覚えることや考えることが多すぎるな・・・」 



 そう1人つぶやいていると部屋にオルフがやってくる気配がしてきた。

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