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Extra1
「俺は、あんたらとは違う」
義務を果たさなければならないから、戦うのか。
分からないまま終わることを良しとしないから、戦うのか。
自分なりの答えを出すために、戦うのか。
生きるために、戦うのか。
自身の望む未来を掴むために、戦うのか。
「違う。そんなことのために、戦ってきたんじゃない」
何度も、何度も思い出す。
あの日、あの時の想いを。
泣いている誰かの姿を。
許せなかった。認められなかった。
単に、始まりはそれだけではなかったのか。
そうして間違いを犯したから、これは忘れてはいけない事なのだと心で理解したからこそ、自分の信じた道を貫き通してきただけではないのか。
だから、俺は―――
「この道を、最後まで信じたいと思ったから、戦うんだ」




