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ア・ホールド・ダンジョンズ!  作者: オレン
第一章 ホール・ダンジョン
51/217

第51層 羽音の訪問者

この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。

キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。

様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。

 3人が食事にしようとした時だった。

暗闇から羽音をたてて、蜂のようなモンスター集団が3人を取り囲んだ。

3人は立ち上がり、お互いに背中を向け合う。

蜂もどきの軍団は様子を見ているようだった。

「やばっ、どうするのよ」

「どうするって言われてもなー。戦うしか・・・」

「バリアー!」

2人の会話を聞くことも無く、ミライは呪文を唱えた。

蜂もどきの軍勢との間に、バリアで境界線を作り上げた。

「おお、やっぱバリアって便利だな」

ユミルは感心している。

 周りの蜂もどきたちはバリアに針を刺すが、傷一つつかない。

「じゃあ、食事にしようよ」

ミライは余裕の表情を見せつけながら言った。

2人は、そのドヤ顔に苦笑いを浮かべることしか出来なかった。

 そして3人は、ミチが作ったと言うよりは盛り合わせた大量のフルーツの前に、囲むように座った。

「いただきます!」

「いただきます」

こうして3人は、モンスターに見られながらの食事を始めるのだった。

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