第51層 羽音の訪問者
この作品は、文章表現レベルが1/1000Lvの作者の書いた作品です。
キャラ名が被ったりしますが、作者はオリジナルだと思っています。
様々な表現が含まれますが、話の内容と、作者の成長を見守ってください。
3人が食事にしようとした時だった。
暗闇から羽音をたてて、蜂のようなモンスター集団が3人を取り囲んだ。
3人は立ち上がり、お互いに背中を向け合う。
蜂もどきの軍団は様子を見ているようだった。
「やばっ、どうするのよ」
「どうするって言われてもなー。戦うしか・・・」
「バリアー!」
2人の会話を聞くことも無く、ミライは呪文を唱えた。
蜂もどきの軍勢との間に、バリアで境界線を作り上げた。
「おお、やっぱバリアって便利だな」
ユミルは感心している。
周りの蜂もどきたちはバリアに針を刺すが、傷一つつかない。
「じゃあ、食事にしようよ」
ミライは余裕の表情を見せつけながら言った。
2人は、そのドヤ顔に苦笑いを浮かべることしか出来なかった。
そして3人は、ミチが作ったと言うよりは盛り合わせた大量のフルーツの前に、囲むように座った。
「いただきます!」
「いただきます」
こうして3人は、モンスターに見られながらの食事を始めるのだった。