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暗転 「秀忠」、怒る
2つ目の物件が良いということで、「わたし」は、他の物件の説明を
しようとしている「良子」にもういいよと言った。
それから、わずか30分にならない後に「キーポイント」から「良子」に
電話があった。なんと、気にいった物件がダメになったというのだ。
いやそれは、「生活保護予定者」のことを了承して、話しを進んだのでは
ないか。「キーポイント」の落ち度だ。「わたし」は、電話が終わった後に、
怒った。
話しをまとめるとこういうことであった。大家さんが、代替わりをして、
長女が管理者になったのだが、今まで、大丈夫であった、「生活保護」が
NGになったようであった。仕方がないので、1番目の物件で、お願いする
ことにした。
負の感情を見せると、「秀忠」に伝染する。「わたし」が怒ったことで、
元々、ヘトヘトであった「秀忠」が怒る番であった。
「他の物件を見なくていいと言った父さんが怒る資格はないよ」
八つ当たりで「わたし」が怒られる筋合いはないのだが・・・




