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《 夜毎の心 》
今宵も 開け放した窓辺に凭れて
薄く雲に隠れた月 見上げ
夜風に吹かれ
今日という一日を
生きた己を見つめれば
半分 満ちて
半分 虚ろな我が心
妥協より
受容の
僅かな充足と
不安故の
苛立ちが
微かな怒りを生む
夜毎
月の光りを浴びて
涼やかな風で濁りを浄め
浄めきれない己の澱みを持て余す
夜の風と月の光りが 静かにさざめく中
我が歩む道が
いずれ 終わる日を待ちながら
また明日を生きる事に思いを馳せて
せめて夢の中では
抱えた混沌から解放されたいと
願いながら夜に沈む我が心
全てに抗う事を諦めて
唯 願い
月光と夜風が成す薄闇を漂い
深く深く夜に沈む我が心




