売上ほぼ架空取引 KDDIの子会社ビッグローブなど
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・店・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
え?似たメニューを知ってる?それは偶然です。偶然ですってば。
今日は何を飲もうかな。
うん。今日は老舗の大人気焼き鳥にしよう。
JR上野駅から南に向かって徒歩3分。
ガード下にある やきとり 上野文○だ。
焼き鳥を食べたくなったので訪問。かなり久しぶりだが相変わらずの大混雑。
早速乾杯!(終わりの始まり)
黒ラベルも好み。旨い。
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KDDI子会社と孫会社の不祥事がニュースとなったが、具体的にどのような内容なのか正直あまり理解してないので確認してみたい。
※参考。「売上99.7%が架空取引」 KDDI、ビッグローブら子会社2社
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2603/31/news121.html
広告代理事業の売上の99.7%が架空取引とか尋常ではない。
むしろ残りの0.3%が何なのか気になるレベルである。
そもそも架空取引とは「実際には何も売上が無いにも関わらず、業績が良いように見せかける」行為であり、いわゆる「粉飾決算」と呼ばれるアレではなかろうか。
イチ小市民としては売上が無いにも関わらず納税額が高くなるだけ→損にしかならないように感じるのだが、わざわざ実施する企業がある以上、何かしらのメリットがあるのだろう。
当然犯罪行為であり「刑事事件化」「社会的信用の低下」「取引停止」など様々なデメリットがあるにも関わらず手を染めるのは理由があるようだ。
※参考。架空取引や架空発注の目的とは?なぜ行われるのか?
https://embezzlement.jp/column/fictitious-transaction/#i-2
以下が架空取引に手を染める理由だそうだ。
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▼粉飾決算のため
・(本当は業績が振るわないが)銀行からの融資を維持&追加融資を受けやすい
・取引先や株主に不安を抱かせない
▼資金の流用、着服、横領目的のため
・従業員や役員が架空の取引先に発注→会社が支払った資金を着服・横領
▼脱税目的のため
・売上ではなく経費として架空取引を計上→利益を過少申告→法人税を脱税
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なるほど。経費も架空取引とするケースがあるのかと妙に納得。
どちらにしても「存在しない取引」をでっち上げる時点で犯罪→同情の余地が一切無い、詐欺に準ずる犯罪行為と言える。
子会社、孫会社とは言え親会社の責任は免れない。
KDDIも寝耳に水だったかも知れないが監督責任と言うヤツである。
架空取引を始めたキッカケだが、広告代理事業を立ち上げたものの業績が想定を下回った→赤字を補填するため架空の広告掲載業務を受発注開始したとのこと。
業績が赤字になったこと自体は仕方ない。
「赤字となり申し訳ない」と謝罪すれば「叱責され責任も追求される」だろうが、ここまでの問題化はしなかっただろう。
たまに「絶対謝罪しない」傾向がある方の話を見聞きすることはあるが、幸いにも私はリアル現場でそのような場面に遭遇したことは無い。
・・・と思ったが否。過去に一人だけいた。
※参考。鉄道の発車時刻 本当は秒刻み
https://ncode.syosetu.com/n3975jm/331/
謝罪云々以前に反抗期の中学生のような態度→とても社会人と思えない人物だったが、SNSなどで「言葉は通じるのに話が通じない人」の話を聞く度、彼の存在を思い出すのは秘密だ。
脱線した。元に戻ろう。
架空取引を実施したのはわずか2人だったようで代理店同士が極力接触しないよう画策したり他の従業員が関与しないようするなど発覚しないための工作を行ってたとのこと。
極めて悪質&計画的な犯行と言える。
しかしながら昨年2月以降、親会社のKDDIが広告代理事業を巡りコンプラリスクを懸念→監査役が調査開始→10月に架空取引の可能性を把握→首謀者が口裏を合わせ発覚回避を試みるも12月に代理店の一部から入金が遅滞→最終的に首謀者が架空取引を認めた流れだそうだ。
2人は「私的な利益のために行ったわけではない」と説明してるものの、首謀者は一部代理店から飲食代として約3千万円を受領してたことも判明したとのこと。
完全にまっくろくろすけ状態である。
救いなのが2人以外に関係者がおらず「組織的な問題ではない」ことだそうだ。
2人を懲戒解雇処分するのは当然として広告代理事業を実施してた子会社、孫会社の社長や副社長を含め経営陣が辞任する事態にまで発展したり、親会社の連結決算に甚大な影響を及ぼすなど近年稀に見る重大事件と言って良いだろう。
当然ながら2人には刑事・民事両方の側面から追求されることは想像に難くない。反省を促すのは当然、震えて眠れというヤツである。
今回の件を受け子会社、孫会社ともに広告代理事業から撤退するとのこと。
また様々な再発防止策を徹底するそうだ。
それにしても隠蔽工作されてたとは言え何故架空取引が見逃されてたのだろう?
※参考。KDDI「2461億円架空取引」7年見逃した理由
https://toyokeizai.net/articles/-/939891
結論として「グループ全体で広告代理事業への知見が不足してた」ことが根本原因とのこと。
そのため首謀者による「代理店の先の商流を確認しないのが業界の取引慣行」との説明を真に受けることとなり、架空取引の全体像を把握することが出来なかったらしい。
確かにどこで見聞きしたか失念したが、いわゆるマスメディアであれば広告は確実に確認できる場所に掲載される→確認が容易だが、ネット広告は構造が複雑になりすぎ全容把握が困難とのこと。
それだけで「犯罪の温床となっても全く不思議ではない」と感じるがそれを上手いこと利用したということだろう。
発覚のキッカケが昨年2月の経営戦略会議だったそうで、当時のKDDI社長が広告代理事業があまりにも急成長してることに「伸びすぎてて怖い」「コンプラ的に問題ないか」と懸念→監査が始まったそうだ。
数字を日常的に扱うCFOや経理が見逃した中、気付けた嗅覚が素晴らしい。
他にも以下のような問題点があるそうだ。
───
・子会社の管理体制が非常に手薄だった
・コンプラが義務付ける権限分離が守られてなかった
・与信審査が任意とされており代理店の信用状況が未確認だった
・損益計算書は確認済みだったがキャッシュフロー検証が不十分だった
・グループ貸付額が引き上げられたものの資金用途の確認する仕組みが無かった
・10年前の不正を元にした再発防止策が形骸化→実効性に疑問が残る
───
問題は山積みと言って良いだろう。
巨大な企業となると隅々まで目が届かなくなるとはよく聞くが、同社の今後の取り組みに要注目と感じた今日この頃だ。
***
ちょっと何言ってるか分からない?安心しろ。私もそう思う。
頼んだメニューはこちら。
・牛もつ煮込み
・なんこつ串
・ぼんじり串
・ハツ串
・もも串
・砂肝串
牛もつ煮込み
たっぷり煮込まれ染み出した出汁がたまらない。旨い。
左からなんこつ串、ぼんじり串
一口食べて「塩が足りなすぎる」と感じたと同時に「素材自体は結構良いのに塩分不足だと、こんなに味気ない仕上がりとなるのか」と悪い意味で驚いた。
まさに「塩 足らん」状態である。
「シオタラン」で思い出したが、ハンガリー語も日本語と似た発音だそうだ。
※参考。「シオタラン」――味気ない、は「塩がない」
https://world-guide.jp/articles/detail/10191
とあるテレビ番組がレストランに頼み込み「わざと塩分不足の料理を提供」→お客さんの反応を見る企画があったのだが、見事にどのお客さんも顔をしかめながら「シオタラン」と呟いたのだ。
遥か彼方の離れた土地で同じ発音&意味の言葉があることに浪漫を覚えたと共に「距離が近いならともかく、首都同士が9千km近く離れた地域でそんなことある?」と目の当たりにしても信じられなかったことを鮮明に思い出す。
そんなことを思い出しながら卓上にある塩を振り掛けたが、どうも後出し?で塩を足しても丁度良い塩梅にならない。。正直ガッカリである。
左からハツ串、もも串、砂肝串
こちらも同様。全て塩味不足で物足りない。。
納得いかない思いを抱きながら塩や七味を振り掛けて食べたが、他のお客さんから不満が聞こえてこなかったのが不思議で仕方ない程である。
キツネにつままれた気分となった&隙間風が寒かったので早々に退散することに。
総じて不満足。前回訪問時は物凄く美味かったので焼き場にいる店員さん次第なのかも知れない。。初めての出来事だったのでもしかしたら新人かも?しばらく時間を置いてから再訪しようと決意。気になる方はチェックして欲しい。
次回に期待。ということでまた来ます!
ごちそうさまでした。




