自分磨きしすぎたかっ☆
お父さん、お母さん、こんにちは、こんばんは。
私、田中隼人(30)でございます。早速なんですがつい先ほど死んだようです。目の前にはいかにもな女神様がおられます。転生するそうです。
なぜこうなったか?そうですね。説明します、しますとも詳しくね♡
惚れちゃっても知らないぜっ☆
<生前人生の回想シーン>
私、いや俺の人生は、よく言えば、『あの人って仕事ばっかりだよね~、結婚とかしないのかなあ?』タイプであったのだ。いやはっきり言おう。結婚する気はあった、あったんだけれども、いかんせん俺の顔ね、
イケメンでもなく、ブスでもない、言わば普通だったわけね。そこで俺はさ、顔以外はしっかりイケメンであろう、自分磨きしよう、そして、イケメンになりてぇ。ってな感じで毎日頑張って生きてたのよ。
死んだ日、朝会社に向かう途中クラッときた。
「体調不良か?休みてぇ」
おそらくマフィア系の映画を見ていて夜更かししたのが原因だ。おっと肌が荒れちゃうとかの突っ込みはなしだぜ。分かってた、見始めたら止まらないって、シリーズ一気にいっちゃった。
二時間くらいしか寝ていない。
おや?前の通勤中のOLに向かって包丁を持ったやばいやつが!
ふっ何のために、自分磨きの筋トレを毎日していると思っている?
迫り来る悪から、女性全員守り切るためだ《もてるため》!!
ぐはっ死んだぜ。何だよ、銃って包丁持ってたじゃん。再現するとだな.....
「危ない、私の後ろに隠れて、これでも毎日筋トレしているので!!」
「なんだおめぇ、そこの女性社長に用事だ!どけぇ!」
『バンっ』
そこで死んだ。マフィア系の映画だったらこっちも銃もって反撃できていたのに。無念である。
「回想終わり!!」
『あなた誰と話しているのよ?』
「おっと、すみません女性を無視とは。」
『まあ、いいわ。説明するわね。』
『あなたは簡単に言うとね、死ぬ運命ではなかったのよ。』
「というと?」
非現実のことが起こりすぎると逆に冷静ってあるんだなって。
『あなたが助けた女性社長いるでしょ?』
「あーあのOLですよね?」
『そうそいつ。そいつ競争会社を蹴落とすために悪魔交信みたいなのを始めたわけ。』
『実際に私が地球から消したものを復活させようとしているから天界から処理しようとね、派遣した訳よ。』
「みなまで言わなくとも分かります。いらんことしてすみません!!」
『いやいいのよ。こっちの馬鹿天使のせいだし。あなたの素晴らしいその心意気を買って、転生させてあげましょうって話になったのよ。』
「え?ガチですか?憧れのイケメンになれる?マフィアとかもいいよねぇ」
『じゃあ希望を言ってちょうだい。転生先は剣と魔法の世界よ!』
「おおー」
反応こそするがほとんど話が聞こえない。当然だ。自分磨きがやっと、花開いたのだ。笑みがこぼれてしまう。一人の世界に入っている。ちなみにモテない原因は、ほとんどこれである。
『反応薄くない?まあいいけど。あっそうだ人神になるとかは無理よ。gugfyaugsfaln@:[]l;.hgkmjndssa』
「は?今なんて?」
『さあさあ、希望を言いなさいな』
まあいいかよし決めた。神とかにでもなってみるか。女性にいっぱい信仰されたり、グッフッフ。がめつくいこうか、無理だったらそのときはそのとき。
しばらく考えて出した結論は、
「まず、神にしてください!!。後、マフィア映画に出てくる感じのイケメンにしてください。あーあと、次の生では誰かに殺されることがない強運と、最強のパワーください。」
『最強パワーって?魔法とか剣とかあるけど?』
「両方くださいなっ女神様。」
『もー、特別よ。あっ』
「なんすか?」
『猫、犬、狐、牛・(続)・・・この中に好きな動物とかいる?』
なんやこの質問?後半どんな動物言ってたか覚えてないし、
あー、眷属的なあれかな?太っ腹だわ女神様。犬も猫も嫌いではないが、眷属と言えば狐だろ?!
「じゃあ狐でお願い押します。」
『おけまる。じゃあ何を司る神になりたい?』
「えーマフィア系のイケメンになるからなぁ。商業と詐欺とか?www」
どうだこの異世界ギャグ、渾身の一撃だろう。長年の自分磨きにて、身につけた笑いのセンスっ完璧に披露されてしまった。
『りょ。あたしもキャラ作ってるの疲れたわ。詐欺はなんか可哀想だから、悪心を司ってね?後、あなたに名前を与えます。うーん何がいいかなあ?』
『よしっミッケよ。わかった?女神ダルメンドーイの名においてあなたに第二の生を与えます。』
パチンっ女神が指を鳴らすと、俺の体が光り始めた。
『田中隼人、いえ、ミッケ。あなたは狐の神、商業と悪心を司る亜神として第二の生を与えます。』
「え、俺、何を司るか言ってな、いやネタですやん。しかも狐?イケメンのマフィアじゃなく?」
『え。徳がたりないから人以外の生物になるわよって言ったわよ。ちゃんと。』
『まあ、選ばせてあげたのもサービスよ、サービス。さっさと行ってきなさい。色々頑張って生きてきたのね。見させてもらったわ。新しい生を楽しんで。』
「何でやねぇぇぇぇぇぇぇぇえん」
穴に吸い込まれて目の前が真っ暗になった。
主人公 ミケ→ミッケ 名前間違えてました。すみません。




