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ディーヴァ  作者: ranpe
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10.カーズドクベルン

学園祭も終わり打ち上げも終わり風邪を引き講座が始まりいよいよ就職に向けての階段を上り始めました。リアルが忙しいけど充実してて楽しいな!

でも小説も書きたいな…。という言い訳を前置きに。

地表に出たカーズドクベルンはほかのクベルン達と大きさが2倍近く違った。

「ウォォォォォォ、ウォォォォォォ」


カーズドクベルンはうめき声をあげながら瘴気を発した。

墓地の木は枯れ地面に落ちていく。

墓標は土に帰り残すは盛り上がった土のみ。


「ゥォォォォォォ、ゥォォォォォォ、ゥォォォォォォ、ゥォォォォォォ」

「ウォォォォォォ、ウォォォォォォ、ウォォォォォォ、ウォォォォォォ」


クベルンの合唱が続く中冷静にカーズドクベルンを視て構える。

多量のクベルンたちの目の前にいくのは愚策、ならば…


--押して参る!


枝を足場に月の明かりを背景に飛び立つ。

右に左に右に左に。


クベルン達の上に立ちゆっくりと木から降り音もなくカーズドクベルンに近づく。

片手を後ろに捻りクベルンの首を狙い飛びつく。


「疾」


ハイドが解けクベルンの首に獲物が刺さり布袋が地面に落ちる。

周囲のクベルン達がリウィを感じ敵対し、次々に襲いかかっってくる。


「怨」


怒気を身に纏い獲物を構え向かい打つ。


「怨、心身如律令!」


意識のないクベルン相手に怒りの力を打つ。

アストラル体に打ちヒビを作っていく。


「怨、怨怨怨」


リウィは繰り返し言霊を放つ。嘆き悲しむこともできずに傀儡とされたクベルン達に一遍の同情を打つ。


「鬼魔駆逐急々如律令!」


クベルン達のアストラル体を割り存在を昇華させる。

カーズドクベルンの腹を斬り異物を探す。

内臓器の独特な音を背景に指先にコツリと別の感触を感じた。


--これですかね?


ゆっくりと体から手を抜き手の中の物を見る。

「これはムーンストーンのネックレス…」

それは市場には滅多に出ない鉱物で加工も難しい鉱石の一種だった。


「依頼の物は取りましたし戻ることにしますか」


獲物を戻しネックレスを壊れ物を扱うように布の袋に入れ口を縛る。

風の音しか聞こえない帳の降りた場所を駆け抜ける。

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