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Create・World・Online  作者: 迅風雷
第3章 星の降る島
85/193

07『使い魔セツナ』

【ジン】 冒険者rank:E

 種族【常人種】 状態【良好】

 職業【尋問師Lv1】

 【養育師Lv1】【剣士Lv1】

 TLv43

 LP :750 

 MP :940 

 SP :900 

 攻撃:65 魔攻:68 

 防御:57 魔防:27

 持久:83 精神:64 

 器用:88 素早さ:74 

 運:38 

 土:13 水:8 火:6

 風:11 光:10 闇:14

 JP:2 ↓40


 ジョブスキル

【鞭術Lv★】【養育術Lv1】new!【縄術Lv7】

【調理術Lv10】【片手剣術Lv10】【読心術Lv1】new!

 スキル

【俊足Lv15】【気配察知Lv18】

【魔力制御Lv1】【気力操作Lv17】

【鑑定Lv16】【識別Lv16】【魔具生成Lv12】

 称号

【親愛の女神の燐光】


 これがスキルを増やした新しいステータス、【調教術】は【養育術】に変わった、変えるのに必要なポイントは20ポイント。そして、目的の【読心術】これも20ポイント消費だった。【鞭術】が★のままなのは【読心術】を優先した結果のポイント不足。まぁ、レベルが1に戻ったからまた上げて貯めればいい話なので後悔はない。

 ちなみに、【鞭術】と【調教術】はいくつかの派生があったが、1番便利そうなのを選んだ。候補はそれぞれ、


                ┏【養育術】

    ┏【長鞭術】      ┣【調服術】

【鞭術】┫      【調教術】╋【獣友術】

    ┗【短鞭術】      ┣【魚友術】

                ┣【鳥友術】

                ┗【魔友術】


 とまぁ、クラスアップの時に提示された時とそうかわらない、1つ知らないのがあったけどその効果は、


【調服術】

『【調教術】の派生上位スキル、悪魔系のテイム条件の開示が可能になる』


 となっていた。悪魔系って会った記憶がないし何処に居るかも分からないから選ばなかった。それより経験値だ、グレイスとシロツキのようにストライキされると強さがそこで止まってしまう、少しでもそれをなんとかしようと思うと【養育術】1択だった。ちなみに【読心術】は従魔達にも効果があった、あったが、えらく聞き取りづらく、頭に響く感じで違和感だらけ、そして、なんとか聞こえた言葉が、『……ワウ……』だった。どうやらこちらに分かる言葉に訳して貰える仕様では無いらしい。早まったかも、しれないな。まぁ、ジーナスさんのおかげで実用例は見れたし、とりあえずレベルは上げとこう。


『あるじさま、とうばつおわりました』

『了解、それじゃゆっくりで良いから真っ直ぐ戻ってきてね』

『はい、あるじさま』


 頭に響いているのはセツナの声、これは【読心術】ではなくセツナの称号【ジンの使い魔】の効果だ。説明としては、


【ジンの使い魔】

異人(プレイヤー)ジンと契約した使い魔、契約主と【念話】が可能になる』


 この【念話】恐らく【読心術】の上位派生スキルだと俺は思ってる。【読心術】は他者の思考を聞くスキル、対して【念話】は思考で会話が出来るスキル、普通に考えて類似スキル、それも明らかな発展型、これは間違いないんじゃないかな?


 さて、現在はセツナのレベル上げ+出来る事の確認中だ。とりあえず分かった事は、セツナは従魔と会話が出来る事、そして俺以外ともパーティーが組める事だ。


 従魔達と会話が出来る事が分かったのは契約した翌日、ログインしたらゴウカ達とママゴトをしていたからだ、それも完全に会話をしていると分かるレベルの。俺が来たらすぐに契約当初の態度に戻ったけど。どうやら俺が居ない時は見た目相応の行動をとるみたいだ、俺が居る間は仕事モードになるのかな? グレイス達の通訳を頼んでみたが、『こんきよく、あるじさまがりかいしようとすることがだいじだとおもいます』と拒否された。他人に頼るなって事らしい、なんとか妥協点を探さないと、な。


 続いてパーティー結成、とりあえずセツナは空を飛べるので鳥組と組ませて王都周辺の害獣駆除を行ってもらっている、もちろん依頼対象を中心にね。使い魔が倒しても討伐数に加算されるのは助かるよ、手間が半分になるからね。一応最初の戦闘は俺も指示をしたが、いや~使い魔って優秀だね。1回指示したらその通りに動いてくれたよ、見た目幼女(あれ)だけどしっかり動く動く。本人のスキルもあって槍、それも魔力を氷に変換した槍、命名【魔雪(スノー)の槍(スピア)】を装備させている。セツナのスキル【雪妖術】【氷体】のおかげで完成に至った新作だ。スキルの説明はこんな感じ、


【雪妖術】

『雪属性の妖術が扱えるようになる

 使用可能妖術:雪玉』


【氷体】

『常に氷が体を覆う、触れた相手に凍傷、凍結の状態異常を低確率で与える』


 雪玉はぶっちゃけただの雪玉だ、雪合戦に使うのとそう変わらん。石は入れちゃダメだぞ、危ないからね。

【氷体】は言葉通りのスキルだ、実際セツナの体は常に冷たい。触れてると【凍傷】の状態異常になり手の感覚が無くなり最終的に手が白く凍った。【凍結】って言う状態異常だ。まぁおかげで氷の【魔力変換】と熱の【魔力変換】を覚えたので、俺にとっては朗報だ。なんで熱なのかは分からん、火を出さなかったからだろうか?


 それと、この【氷体】説明にない欠点も存在する。1つ、常時MPの消費、2つ、異常なまでの火、熱への耐性の無さ、3つ、スキルのオンオフが出来ない、そして効果の加減が出来ないの4つだ。

 1つ目と2つ目はスキルの効果上仕方がないとしても、3つ目、4つ目は不味い、何故なら【氷体】が切れる=【気絶】による戦闘不能状態に陥るからだ。今もセツナはMPが減り続けている、一応危なくなったらMPポーションを使うように言ってあるから大丈夫だと思うけど。


 さて、次は【風妖術】と【妖力操作】だ、説明は、


【風妖術】

『風属性の妖術が扱える様になる

 使用可能妖術:風玉』


【妖力操作】

『妖力を操作出来る様になる』


 と、こんな感じで魔法の説明とほぼ変わらん。ただ、実際に使ってもらうと差がよく分かる。

 妖術と魔法の違い、それは……呪文の有無だ。

 魔法には呪文が必要で──従魔達が呪文を唱えた記憶はないけど──、妖術には必要ない。セツナは無言で玉を手のひらの上に風玉と雪玉を出してたから、同時使用も可能のようだ。もしかしたら【妖力操作】のおかげかもしれないね、本人はなんとなく出来た、とか言ってるから確証は何も無いけど。


 おっ、そんな事を考えている間にセツナがストレイン達と一緒に帰って来たな。飛んでいる様子を見る限り大きな問題無さそうだな。あれ? 槍を持ってない、ポーチにでも直したのかな。

 セツナ達を見上げていると少しづつ高度を下げ俺達の前に着地した。


「ただいま、もどりましたあるじさま」

「御苦労様、ストレイン、スクエールもありがとう」

「「ピー!」」


 ストレイン達は元気な声で返事をした。セツナも怪我は無さそうだ。

 セツナはシスター達の着せ替え人形、もとい、熱心なコーディネートを受け、今は背中の大きく開いた着物を着ている、着物の色は白、左胸の上辺りに5枚の花弁がある花模様、種類は分からない。下は膝丈まであるミニスカスタイル、中には黒いホットパンツを履いている、らしい。シスターはそう言ってたが俺は見てないから分からん。簡単に言ってしまうと女性用の忍び装束って感じかな。さて、


「槍はどうしたの?」

「さいごのこうげきできえちゃいました」


 あぁ~、耐久値が無くなったか。俺だと回復しながら使えるけど、セツナには【魔力操作】も【魔具生成】も無いからな。ふむ、何本か作ってストックしておこう。


「新しい物を作るから大丈夫だよ、それで使い心地はどうだった?」

「もんだいなし、です」

「そうか、じゃあ同じ規格で作っておくから、壊れたら取り出して使ってね」

「はい、です」


 セツナが頷きながら答える。もう少しくだけた感じに受け答えをしてくれた方が俺は気楽で良いんだけど、どれくらいかかるかね~。

 さて、街に戻って依頼達成を報告しよう。セツナが来て出来る事も増えたし、グレイス達を早く説得してお金も貯めないと行けないしな。やることは多いが頑張るぞ。

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