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まず見つけ出すために何をしようか。
相手は相当頭が回るしそれなりには強い。
恐らく譲渡出来るなら受け取る事も出来る…か。
厄介だな。最悪のパターンはたまたまあいつの受け取る条件に引っ掛かって作成スキルを取られたり全知能を奪われて逃げられることか。
そこで、とりあえず見つけた時用に隠密魔法を3人に掛けておく。
足音が全くしねぇわこれ…
こうして探していると、イクトがとある案を思い付いた。
「あのブラックギルドで待ち伏せしてれば良くねぇか?」
流石にバレるだろ。
いや、待てよ?バレたらすぐに気絶させれば良いか。
「賛成。」
そう考えてる時にティアーナが挙手した。
「あぁ、わかったよ。」
そうして待っていると、先に微力ながら魔力を感じた。
2人に待機してるよう指示した後、見に行った。
魔力を感じた所へ着き、木に登り、上から見て目に入ってきたものは…
恐らくギルドマスターだろう。ギルドマスター対賊で交戦中だった。
ギルドマスターは身体強化魔法のみを使っているのに対し、賊は身体強化魔法と他にも魔法を使っていたり、剣も使っていた。
ギルドマスターの体術は恐ろしく滑らかで、ものの数分で賊達を気絶させてしまった。
(こいつは強いな…想像以上だよ…)
そう心の中で考えていると、ギルドマスターはギルドとは別の所に行こうとしたので、
(イクト、ティアーナ、俺の所まで来い。)
とだけ言って、隠密魔法を解除した。そして、地面に降りた。
「あなたですか?この賊のボスは。」
「何言ってんだ?俺はこんな雑魚共のボスじゃねぇよ。」
そう言うとギルドマスターはふふふと笑い、
「当たり前ですよね。あなたはかなり強い。」
「だがまぁ修行中だからな。まだまだだ。」
「そんなに強いあなたが修行中ですか。そうなれば皆はまだまだ修行なんて物じゃないですね。」
「そうか?」
「えぇ。」
「良ければ私のギルドに来ませんか?金も依頼金の倍払います。たまに来る冒険者も追い払ってくれれば100万スンは払います。」
「悪いな。金には困ってないんだ。」
そうするとおもむろにギルドマスターは服を脱ぎ、
「言うなら、私の身体を楽しんでも良いのですよ?」
その時、俺は1人の女性が頭に浮かんだ。
だがそれを振り払い、
「お前女だったのか。」
「あら、気付きせんでした?」
「俺は今の所はそんな気じゃないんでな。」
「そうですか…残念です。では、私をどうするつもりですか?」
それを無視して俺は尋ねた。
「お前の魔法譲渡はスキルか?魔法か?」
「なぜその事を?」
「お前のギルドの奴を拷問したら喋ったぞ。」
「なるほど、スキルです。」
「次に、なんで精霊を狙った?」
「この地区は、私の自作精霊に統治させたかったので、邪魔なんです。」
「お前はなんでブラックギルドのマスターをしている?」
「それは決してあなた達にはわからない理由です。」
「そうか。」
決めたぞ。このギルドマスターは一応シルフに聞いてどうするか考えるか。
そう思い、気絶させるために一歩目を踏み出した瞬間─
「私を捕まえる気ですね?」
と言って臨戦態勢になった。
更新頻度は週6か週5になるかもです(´・ω・`)
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