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「なんじゃこりゃあああああ!?」
思わず声が漏れてしまった。
と言うかやらかしてしまった。
なんかものすごい神々しい人達の視線が刺さる。
ん?なんかすんごいざわざわしてない?
「誰だよコイツ…」
「いや知らねぇよ…」
「ディーン様ならわかるんじゃねぇか?」
「だがこいつみたいな奴とディーン様が関係あるか?」
いやおい誰だよディーンって…
未だに夢を見てるのかと心配になるんだけど…
「オイ」
「は、はひぃぃ!!!」
後ろを向くとものすごく強そうなおっさんがいた。
って言うか真っ白な羽生えてません!?
鳥!?鳥なのあなたは!?
気になって自分の背中を確認してみたけど…
生えてないじゃん…
俺の場違い感半端ないじゃん…
「お前はどこから来た?」
「日本です!」
「日本って地球のか?」
「はい!」
とりあえず元気よく返事しとけばいいや。
「なぜここに来た?」
「いえ!全くわかりません!大佐!」
「は?俺は大佐なんて名前じゃないぞ?」
「す、すみませんでしたぁ!」
~30分後~
「ダハハハハハハハ!」
「それでですね、私は言ったんですよ!俺を倒したいならもっと仲間を連れてくるんだな!と!
まあその2日後に10人位引き連れられてタコ殴りにされたんですけどね!」
その瞬間大声での笑い声が広まった
「お前バカだな!」
「日本人も捨てたもんじゃないぜ!」
「ヒー腹痛い!」
お、おぉ…
なんかウケてるぞ!
「どうしたんだい?君達」
その瞬間、広場の笑い声は止み、皆一斉に声の向いた方に体を向け、跪いた。
誰がそこにいるのかと思って顔を向けたら、なんかものすごいイケメンがいるんですけどぉぉ!?
今日はあと1話投稿します!