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神の能力で世界最強になる!  作者: 水無月純
1章
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プロローグ

「ここは何処だ?」


誰かはそう言った。

だが、そう言うには生まれた場所が悪すぎた。ここは、並の冒険者なら近付きもしないオークの巣だったのだ。


そうなれば当然、オークが襲いかかり、食い殺される。

…だが、その「誰か」は違った。


「ギャァオオオッ!」

と鳴いて襲いかかったオークに一閃。

「…ふぅ」

「相変わらずお前は凄いよ。」

「何だイクトか」

「ああ」

「ティアーナは?」

「あぁ、あいつならここの頭を(ひね)り潰してくるって言ってどっかに飛んでったぞ」


ーーーその瞬間、オークの悲痛な断末魔が聞こえた


急いでティアーナと所に行くとオークの頭らしき物体が転がっていた。

「…お前どうやって首切ったんだ?」

「別に。少し速く手を横にスライドしたら首を切ってしまっただけ。」

「だからお前はそんなに手が血まみれなのか」

「…まあ」


だが、これ位で引き下がるものかとオークが集まり始めた。

「おいイクト、ティアーナ…行くぞ。」

「おう」

「はい」

その刹那、一般の人が見たら卒倒する量の血液がオークから吹き、バタバタと倒れていた。

一般的に言う血祭りと言うものだ。


それでもまだ闘士が燃え尽きないオークは流石と言ったものか、奇跡的に攻撃が当たらなかったオークが襲ってきた。


だが、彼らは無慈悲にもオークを一撃し、多大な量の血液と共に地に這わせた


「ふぅ…こんなものか」


この声を最後に、3人は暗闇に消えて行くのであった

水無月潤と申します!稚拙な文ですが、よろしくお願いします!

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