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たまおの不幸な卒業文集  作者: 花南
28/34

01/01

――三芳ー! a happy new year!And I need your help well this year also. yeah!

 正月の午前2時に山田から電話がかかってきたから何かと思ったら篠宮さんからだった。

「篠宮さん奇麗なスペルの発音だけれどもその英語堅苦しい表現だね。英語も苦手だったなんて知らなかったよ」

――うるせーようるせーよ。本当は0時きっかりに電話したかったのに繋がらなかったんだよ。私ね、0時になる瞬間ジャンプしたから地球上にその瞬間いなかったんだよ?

 君は知れば知るほどアホを露呈していくよね。何も知らなかった、あの文字が綺麗なミステリアスな篠宮さんだった頃が本当に懐かしい。

「初詣はもう行ってきたの?」

――もちろん! 山田が私の分まで合格祈願を買ってくれたんだよ、あいつ親切だよね。

「君に山田が親切なのはあいつが篠宮さんのこと好きだからだと思うけれど?」

――そらー困ったな。私が好きなのは三芳なのにさ!

「え? 今なんて……」

――だから好きなのはみ「千恵! 携帯使いすぎなんだよ、切れよ!」あ……ごめん、またそのうち電話するよ。

 プツりと電話が切れた。

 え? あれだよね……篠宮千恵さんの好きな人って山田啓一郎だと思っていたけれども、僕だったの? というか今の告白すごくあっさりしていたけれども僕はOKとかNOとか答えを出さなくちゃいけないの? それとも受験のあとに答えを出せばいいのかな。

「……英語の単語10個くらい忘れた」

 篠宮さんの爆弾発言はおそろしい。

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