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夫婦のカタチ  作者: 夢呂
第3章◆ペット
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3◆家にやってきた子犬

「もーやだ!」


子犬を飼い始めて、一日目。

小春があの口癖で発狂した。


どうやら、トイレを覚えないためあちこちで粗相するのがたまらなく苛つくようだ。


「そんなキレんなよ、イチローがビビってるぞ?」


イチローとは、あの時ペットショップで俺が一目惚れした雄の子犬である。

黒いモフモフの毛並みに胸のところだけ白が入っている。

なかなか珍しい容姿が気に入り、俺は即決でこいつに決めた。トイプードルと、ミニチュアダックスのミックス犬で、世間では「ダップー」と言われているらしい。


名前は1月6日生まれだから、「イチロー」と名付けた。


「なんで毎回トイレでオシッコしないの?本当バカ!」


(お前…犬飼いたいって言ったよな?)

「そのうち…覚えるだろ」

「なんなのそれ。海音は日中居ないじゃん!世話するの、私じゃん!」


―――こうして、新たなストレスが加わりました。

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