●キャラクター解説 副王リスベル●
※ネタバレを含みます。
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モーグ王国の女王シャンテムの実弟で、副王を務めている苦労人。
相思相愛の婚約者、メグラン王国の王女メリゼが宰相ウルムスの陰謀に
巻き込まれた事で、国家間の問題に否応なく直面するキャラです。
とにかく危険なメリゼの窮状に対しヤキモキしたりアタフタしたりと、
どちらかと言えば小物っぽい印象が強かった彼。しかし実際のところは
非常に有能な人物です。傍から見て凡庸に見えてしまうのは、あまりに
状況が難し過ぎるのとシャンテムが非凡過ぎるからです。姉に対しての
劣等感やコンプレックスなどは別に抱いていませんが、とにかく常人と
ずれた点が多い人物なので、単純に付き合うのが難しい…というだけ。
仲も良く、信頼されているからこその副王の地位です。
自分の地位の重さをわきまえつつ、必要なら魔鎧兵を着て戦う事さえも
厭わない度胸の持ち主。身分が高い割に物腰も柔らかく、メリゼと共に
来訪した怪しい連中(主人公たち)に対しても節度ある対応をするなど
確かにモーグ王国を支えている傑物です。…実は秘かにルクトのような
剣士に憧れていたりもします。
シャンテムの実弟(父も母も同じ)なので、言うまでもなく人魔です。
見た目的には完全に人間で、特別な能力への覚醒もありません。一方、
内在魔力はルクトよりかなり上で、魔鎧兵の扱いにも長けています。
自分とメリゼを巡る騒乱にようやく終止符を打てたと思ったら、今度は
古の魔王が復活。しかも邪教集団が世界で暗躍。気の休まる間などない
日々が続きましたが、やっとの事でメリゼとゴールイン。小姑みたいな
アルメダが彼女と一緒についてくるものの、多分幸せになるでしょう。
それほど出番は多くないキャラではありましたが、要所要所で姉と共に
主人公たちを支えてくれる、心強い存在として描く事ができました。
後日談オムニバスになった最終章において「彼とメリゼの結婚」という
芯を設ける事ができたのも、大きなポイントだったと思います。
元ネタ的なキャラは存在しません。名前は「統べる」のアレンジです。
曲がりなりにも王国の副王なので。




