●キャラクター解説 イノ・フィッツモルゼン●
※ネタバレを含みます。
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ガルデン戦士団に所属している女性で、特異な能力と出自の持ち主。
非常に高度な魔力探知能力を持つ、ガルデン戦士団でもかなり珍しい
一芸特化型キャラです。と同時に、世界で初めて貴術に覚醒した女性の
血を引いており、純粋な血統だけで言えば世界で最も高貴な存在です。
いわゆる水戸黄門の、もっとすごい肩書きを持っている人と言えます。
とは言え、戦士団の中ではごく普通に扱われており、失敗をした時には
ゲンコツを食らったりしています。ただこれは別に本人が無自覚だとか
特異な性格だとかではありません。自分の血統の重要さは誰より本人が
自覚していますし、実際に国王との交渉材料にしよう…と目論んだ事も
ありました。彼女が普通扱いを当然と捉えているのは、生まれてこの方
実際に普通に生きてきたからです。高貴な存在として崇められた事など
一度もなく、むしろ隠者として静かに慎ましく暮らしていたからこそ、
自分の血統を単なる「事実」としてごくごく客観的に認識している。
このあたりが、身分を隠すキャラとしての彼女の独特の仕様だったり。
モチーフなどは特になし。と言うかこのキャラ、ジグソール奪還作戦が
始まってからも全く想定していない存在でした。戦いが終わった後で、
実況見分を始めたホニップが異常に気付き「一緒に来て」と言った瞬間
存在を想定したという、実に突発的なキャラだったのです。
それがここまで重要なポジションになるとは、正直思いませんでした。
普段はのほほんとしているけれど、ホニップが慌てた時などには的確に
フォローを入れる。さらには、団長のメリフィスに対しても物怖じせず
ガッツリ苦言を呈する胆力も持つ。要所要所で話を進めてくれました。
彼女に関しては展開の中で考案したキャラというより、描写する中で
「そこにいる事に気付いた」という感覚でした。




