●キャラクター解説 ミシュレ・モース●
※ネタバレを含みます。
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ガルデン戦士団に所属している女性冒険者で、実力最下位メンバー。
本編中もっとも凄惨な描写が多く、かつ番外編的なイメージが強かった
第八章。その主人公的な立ち位置を担ったキャラクターです。
親衛隊六選将の中でトップクラスに危険な存在だったのが、屍の魔将と
呼ばれたゴソンビです。とは言え、マレ島でそこそこのパワーアップを
果たしたルクトたちなら、勝てない敵という訳ではありませんでした。
事実、決戦においてトッピナーたちにほぼ一方的にボコられたわけで。
そんな中で緊張感を持たせるため、徹底的に「弱い」存在をゴソンビの
対抗馬としたのが彼女です。弱いと言っても決して非戦闘員ではなく、
武器を持って戦うのが当然の立場。しかし万に一つも勝ち目などない。
しかも、逃げればメリフィスたちはおそらく破滅してしまう。そういう
極限の状況でどこまで頑張れるか。土壇場に来てルクトたちが登場する
カタルシスも含め、彼女を描くのは非常に楽しかった印象です。
前述の通り、彼女はガルデン戦士団の最下位メンバーです。とは言え、
それは決して「無能」という事ではありません。そもそも、こういった
実力重視の集団において強さの序列ができるのは至って当然の話です。
そして、最下位の彼女にもそれなりの仕事はきちんと存在しています。
家柄だの身分だのが意味を成さない集団だからこそ、実力相応の仕事が
課せられるのは当然であり、彼女もそれをきっちりと頑張ってこなす。
だから侮られる事はあっても、別に存在を否定されたりはしません。
メリフィスも戦士団のメンバーも、そこまで馬鹿ではない…という話。
そんなミシュレはどんな子なのか。
とにかく最強レベルで諦めが悪く、そして「ド根性の持ち主」です。
と言っても、感情や気合いでレベルアップしたりといった概念がない
本作。どれほど根性を見せようと、出せる力は決して変わりません。
しかし最後まで諦めずに頑張れば、出せる結果は少し変えられます。
ギリギリまで頑張る彼女を描いた事により、狂戦士集団っぽい雰囲気が
強かったガルデン戦士団を少しだけ違うものに変えられました。
今もお気に入りの一人です。
キャラのモチーフなどは特になし。名前を忘れてしまった時はいつも、
「ミシュラン」から思い出します。




