●キャラクター解説 オブスト・ローム●
※ネタバレを含みます。
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海賊「海の錆色」に所属している、ジャンツ・ヘルマーの部下の一人。
マレ島へ向かう途中のルクトたちが襲撃され、船が航行不能になった際
勢いだけで二番刀を海に捨てようとした男です。それによってルクトの
怒りを買い、半殺しにされました。
ルクトは本来、意味のない争いなど好まない性格の持ち主です。
それがどうして剣士なんかやってるのかと問われれば、「仕事だから」
のひと言で終わります。この場合の仕事というのは、「お金をもらう」
という意味だけではなく、目的達成のために自分が担うべき役割という
ニュアンスも含んでいます。なので単に誰かを斬りたいとか、強い敵と
戦ってみたい…などといった欲求はいっさい持ち合わせていません。
それでもし戦いを避けられるなら、理不尽な相手にも頭を下げます。
その一方で、敵として対峙して剣を抜いた以上は完全に割り切ります。
もし仮に、相手が自分よりはるかに弱い女性だったとしても、容赦なく
迷いなくぶった切れるだけの覚悟は持っています。そういう意味でも、
ルクトにとって暴力は完全な手段であり、役割でもあります。
その代わり、殺す時には一撃必殺。余計な苦痛を与えずに仕留めます。
そんな彼が作中で唯一、明確な敵と定義しないまま殴ったのが彼です。
場の状況を打開するためでもなく、どちらかというと悪化させるかも
知れない…と理解した上での暴力。多分この場面が、作中において唯一
彼が本気で激怒した瞬間でした。
ガンダルクがフォローしたとおり、何がどれほど大事かはその人次第。
考えなしにやった事でも、許せない事は絶対に許せない。そういう点を
明確に描くという意味で、彼の存在はそこそこ有意義でした。
モチーフキャラなどはありません。一応フルネームを最初から決めては
いましたが、その後の登場もなし。はっきり言って出オチキャラです。
多分、回復した後でルクトと会い、お互い謝って終わったと思います。




