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●キャラクター解説 宰相ウルムス●
※ネタバレを含みます。
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王女メリゼを利用してジリヌスへの鞍替えを企んだ、メグランの宰相。
ドナ・ブレスコニエと肩を並べる、作品前半最大の難敵です。
実際に面と向き合えばトッピナーのサンドバッグでしかなかった彼も、
そこに至るまでは手の届かない厄介な敵として君臨し続けていました。
もちろんメリゼの転移貴術を使えば捕縛は可能でしたが、それは根本的
解決には遠い。彼自身の策謀がどこまで根深いのか、共謀者は誰か。
そういった点を見極めるまでは手は出せない。だからこそメリゼたちは
体を張って挑み続けた…という顛末です。
狡猾という点では、後のザンツよりよほど上手と言える人物です。が、
やはりメリゼの成長と、それが脅威になるという事実を予想し切れず
最期は彼女自身の手で惨死する事になりました。
地位や権力という「力」を駆使してガンダルクたちを散々苦しめた、
ある意味悪役の鑑とも形容するべきキャラでした。
名前の元ネタやモチーフキャラなどは特になし。いわゆる「地位の高い
悪役」というイメージを突き詰め、かつ馬鹿にならないように注意して
存分に暗躍させました。




