FILE21:捕虜(7)
「アレンさん、僕らの目的は人質の奪還ですよね」
マルコは水を飲んでいるアレンに訪ねた。
「ん、そうだ、仲間を助けることが最優先だ、他は後回しでもいい、とにかく救い出せ」
アレンは水筒の蓋を閉め、銃の状態をチェックし、ストライカーが来たことを確認するといくぞ、と声を掛けた。
作戦はシンプルだった。
表から陽動部隊を送り込み、敵がそちらに集中している隙に裏側から壁を爆破し、捕虜を救出、その後ヘリにて脱出、それだけだ。
それだけのはずだった。
誰もが無言で進んでいく。
しかし、その場にいる全員が感じていた。
ねっとりとするような嫌な空気を。
「アレンさん…」
「分かっている」
アレンはマルコが言い終える前に遮っていた。
「嫌な予感がする、恐らくこの場にいる全員が気づいてる」
マルコは嫌な汗を浮かべていた。
この先で何かがある、それは確かだ。
しかし、何が起こるかなどそれこそ誰も知ることはなかった。
同時刻、帝国軍キャンプ
「君には助かって貰わねば困るのだよ」
口元に黒いマスクをした男が捕虜の耳元で囁き、注射器を手にした。
「さぁ、君の出番だよ」
黒マスクの男はつぶやき捕虜へ注射をした。
☆さーど座談会☆
ガブラ「今回でさーど座談会も……何回だ?」
クリア「それぐらい覚えておいて下さい」
ガブラ「実はクリアも覚えてないんじゃ?」
クリア「………」
ガブラ「お互い様だ、調べに行こう」
クリア「………」
ガブラ「ん?どうした?」
クリア「……ボス、肩を組まないで下さい、セクハラです」
ガブラ「え、まて、これだけで!?いや、俺が悪かった!俺が悪かったからウェンルーにだけは言わないで下さい!」
クリア「……ケーキ」
ガブラ「了解!行ってきます!」
作者「俺の出番……」