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FILE22:捕虜(8)

これ、一気に投稿しなきゃ読みづらいことに気づきました。

塀に囲まれた場所にその帝国のキャンプはあった。

出入口は2カ所正面と左側だけだ。

しかし、マルコ達はそのどちらも使わず裏から塀を破壊し進入していた。

帝国兵はいない。

故に見つかる心配もない。

音を立てても誰も反応しない。

誰もいない。


「もぬけの殻?」


レックスは呟いた。

右を見ても左を見てもあるのはテントだけ。

マルコ達は首を傾げていた。

一つずつしらみつぶしにテントを見ていく。

しばらくテントをめくる音だけが聞こえた後、マルコが声をあげた。


「いました!生きてます!」


マルコの視線の先には両手を縛られ目隠しと猿ぐつわを噛まされた女性がいた。

女性の背はそれほど高くなく、髪は赤色だった。


「捕虜の女性を確保!目立った外傷はありません!」


マルコはすぐに彼女を解放すると歩けますか、と尋ねた。


「私を嘗めないで頂戴、武器を」


彼女の言葉に驚きつつも自分の持っていたMini UZiと弾装を渡した。


「こちらです!着いてきて下さい!」


マルコは彼女を先導するとアレン達の元へ急いだ。

アレン達はすでに陽動部隊と合流し、事情を説明していた。

そこへ、二人が走ってきた。


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