表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

1-4 古代文明

――それとも君は、電子な女の子は嫌いかい?

状況が全く読み込めない僕に、彼女は躊躇いなく話しかけてきた。

「やあ、流石に急すぎるかな。まずは名乗り合おうじゃないか。君の名前は何と言うんだい?」

自己紹介しろと。

しかも相手を先に名乗らせるんだ。

でも殆どパニックに陥っている僕は、そこまで深く考えることなんてできない。

「えっと…暮葉 愁です」

「そうか、シュウというのか。よろしく頼むよ。ところで、名乗りと言ったはいいが今のボクには名前が無いんだ。長期間相手にされなくて寂しい限りだよ。というわけで、ボクに名前をつけてはくれないか?」

名前無いんだ。

というか僕がつけるの?なんで?

訳が分からない。

「そもそも君はなんでその板の中にいるの?というか人なの?なんで喋れるの?生きてるの?」

湧いた疑問を取り敢えず思いつくままにぶつけると、女の子はキョトンとした顔になった。

「何でって…そりゃボクがアンドロイドだからさ。いや、少し違うのかな?AIと言った方が正しいかもしれないな。ともかく、ボクは身体を持たない0or1な女の子、というワケさ。ここまではいいよね?」

いや全然全く。

何も理解できないです。

と、ここで1つの可能性に辿り着く。

「…あっ、もしかして革命前の機械?!」

「革命?どの革命だい?産業革命とかなら流石にもっと後だけど。そういえば、 よく見るとこれボク完全に捨てられてないか?こんな山なんてあったっけ?……あっ、ああ、あーそういうことか」

1人で納得しないで欲しい。

という目をしていると、気付いたのかこちらを見てまた話し始めた。

「うん、これはお互いに認識の齟齬があるようだね。少しゆっくりと話し合おうじゃないか。まず今は…随分と長い時間が経ってるみたいだからね、100年後と予測してみるよ。ずばり、2800年代。どうだい?当たっているかな?」

「2800年って…今は3808年だよ。本当に古代文明だ…」

「1000年…だと…?!そこからか、ダメだ、色々教えてくれないか。アップデートするにもサーバーが無さそうだし、どうやらある意味奇跡みたいなことが起こったのかもしれないよ?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ