会いに行くよ
皆があたしの事を誉め讃える。
あたしは嬉しくて、それに答える。
そしてあたしはさらに褒め称えられていく。
それが当然になって作った自分もすぐもともとの自分と馴染んだ。
何も感じないから、あなたがあたしの心の奥を触ったから、この空を飛べたんだ・・・・・・。
あなたに出会って愛に触れて戸惑うあたしがそこにいて、雨に濡れて命を吹き返した植物のように再復活を遂げて、今までのあたしじゃいられなくなった。
愛を知ることであたしは生まれ変わった。
悔いることのない秘密の愛。
好きだと言って?
でもそれ以上今は言わないで。
あの場所(褒め称えてもらえたあたしの最高のステージ)に帰れなくなってしまうから。
ねえ。
この宇宙にあるのかな?
暖かい場所、夢みたいに夢見る場所。
あたしとあなたと幸せに暮らせるようなそんな場所。
心の闇、照らしだす波動を見つけて、もうすぐあたしは飛び出つの。
あなたのもとへ遥か地上へ雪のようにふる雨が、この胸を満たしていく。
例えあたしが泡になり消えてもあなたのもとへ飛んでいくから。
どんなに遠くても遥か地上へ飛んでいくよ。
あなたに会いにいく。
例えそれがどんなに険しい道でも、簡単なんかじゃなくても。
あたしは今までずっと一人でいたんだ。
一人が嫌いじゃなかった。
でも行くよ。
今すぐ会いに行くから。
あなたといたいから。
今、この時間もあなたといたいから・・・・・・。
どんな時間もどんな距離も越えて。
あなたのもとへ――…‥。




