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人工惑星リフライト  作者: シャーク・フカ
終章
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50/50

地球へ

「なぁライト、なんで撃たなかったんだ?」

「短い付き合いとは言えど俺には人を撃つことはさすがにできない。セクトの兵士達を殺しておいて何を言っているのか、って話ではあるけどな」

「ははっ、確かにな。……地球ってどんなところなんだ?」

「ハッキリ言っておくが荒んだ星さ。荒廃までとは言ってないが機械文明が進みすぎたせいで地球に自然らしい自然はもうあまり残っていない。そのために宇宙開発なんてことをはじめだしてるぐらいだからな」

「楽しみだぜ地球」

「……ああ、宇宙人を受け入れてくれるかはわからないから隠居生活ってことになってしまうけどな」

「贅沢は言わねえよ。選択肢がそれしかなかったんだからな」


 数日前の話です。

 ライトはルールの足元に一発撃ち込みました。


「クリエイター、ケテルが魂を乗っ取る方法ってわかっているのか?」

「無論だ」

「その方法とは?」

「奴は自らの因子を魂に植え付け、魔法を行使することで上書きをする」

「例えばだが、遠い、遠い星へ行けばそれは回避できないか?」

「……つまり、そのリフライトの民を地球へ連れて帰るということか?」

「ああ、その通りだ」


 ルールは目を開き、驚いた顔をします。


「お前、何言ってるんだ?」

「悪いが短い付き合いとは言え女を撃つ趣味はない。かといってお前をケテルの分身にするわけにもいかない。クリエイター、こいつを地球へ連れていき、宇宙へ出ることなく地球で共に最後まで過ごす。それでなんかならないのか?」

「……条件がある」

「なんだ?」

「お前の魂を少し感じさせてほしい」

「……どうすりゃいい?」

「すぐ終わる、ジッとしていろ」


 機械から光が照射され、足元から頭まで照らしました。


「終わったのか?」

「ありがとう、それでは地球へ帰るにはあれに乗っていくといい」


 機械の下が開くと、小型の宇宙船が現れます。


「これは……」

「時の船だ。これですぐに地球へ帰ることができる。しかし一度使えばもう動くことはない」

「俺も乗っていいのか?」

「構わぬ。しかしもう時間はない。出発するならすぐにいくがいい」

「ありがとう」

「……地球人よ、人工惑星リフライトはいずれ太陽系へと来るかもしれぬ。その時はお前、あるいはお前の子孫を訪ねる。ケテルは全宇宙の支配だ。そして奴の目的はそこの先にある」

「来てほしくないんだけどな」

「乗るがいい、すぐに出発だ」


 ライトとルールは互いに顔をあわせて、笑います。

 心残りもたくさんありますが、地球への帰還、未知の体験、それらが二人を明るい気持ちにさせています。


「ラッド、プラチナス国のみんな……ありがとう、さようなら」

「故郷とお別れか……」

「寂しいか?」

「ああもちろんな。俺……アタシはもう強がる意味もなくなってしまうしな」

「ひどい選択だったのかもしれんな」

「いや、感謝してるよ。やっぱりまだ死にたくなんてないからな」


 二人は外を見るともう青い星が見えてきていました。

 自然が失われたとは言え、地球の青さは失われていません。


「帰ってきたんだな……地球へ」

どうもこんばんは、シャーク・フカです。

駆け足になってしまいましたが人工惑星リフライトの最終回となります。


当初はどんな汚い文章になってでも「完結させること」「毎日投稿すること」の2点を完遂することを目標に毎日掲載を続けました。

0時投稿を心がけていましたが思いがけず仕事が忙しくなり、寝る間を惜しんで2時投稿へと変更し、なんとか続けることが出来ました。

遠征などで自宅のPCから離れてもスマホからなんとしてでも投稿を、と頑張ったときもありました。


人工惑星リフライトは当初思い描いていた最終回とはまったく違う形になってしまいました。

ライトはイリアと最後くっつく予定でしたし、もっというとラスボスはラビでした。

ラッドは死んだと思わせて最後にひょっこり現れる、なんてことも考えていました。

イリス・イリア・リズについてはもっと違う形で出番が多くあったのですが書いてる本人が「あっ、これ面白くないや」ってなってしまい方向転換したところ、当初とまったく違うレールで話が走り出してしまい、もうどうにでもなあれという気持ちになっていました。


文章については読み返すと本当にだめだな、なんだこいつって気持ちになっていました。

一方で「あっ、こういうのがだめなんだな」と思える所は結構あったので自作に繋げられたらいいなって思ってます。

大切なことは「読む」ことでも「学ぶ」ことでもなく「体験」ということが今回わかったのでいい経験になったなと。


小説家になろう、で掲載をしたことはこれが初めてではないのですが、「あーアクセスは今日も一桁かぁ」って気持ちで前は眺めていたアクセス解析なのですが、途中アクセスが爆発的に伸びていた日もありました。「えっ、そんなことある?」という気持ちと「こんな文章でごめんなさい・・・精一杯頑張ってるから読んで」みたいな気持ちも。感想は特にもらえませんでしたがわずかながら評価ポイントをつけてくれた人もいました。

実際はわかりませんが毎日特定の時間に3PVついていたことも地味ながらも励みになっていました。


今日で人工惑星リフライトは終わりとなります。

いつかもっと文章がかけるようになったら人工惑星リフライトの設定をもとにキチンとストーリーを練りだし、改めて挑戦したいなと思います。


明日は新しい連載を書く予定です。

同じく「毎日投稿」「完結目標」を第一に頑張りますので引き続き応援・愛読いただければ嬉しいです。

それではみなさん、リフライトを読んで頂きありがとうございました。


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