第三十一章:世界に一つの輝き、そして「虫除け」の代償
プロンプト
そうだな…政府と関わりたくないけど…
死蔵してる換金アイテムを売ろう!
吹雪明日ちょっと出かけてくる。
どこ…行くの?女?
違う違う(ヾ(´・ω・`)政府に換金?
指輪…吹雪の婚約指輪買う資金…作るでもいっか(笑)世界で1つダンジョン産金属と宝石で
事実婚だと昨日みたいな事が…
吹雪の虫除けな(笑)
第三十一章:世界に一つの輝き、そして「虫除け」の代償
独占欲の「資金調達」
「吹雪、明日ちょっと出かけてくる」
朝食の「フェニックスの胸肉のソテー」を食べながら、サトシがさらりと言った。
瞬間、吹雪のフォークが止まる。その瞳には、一瞬で「不安」と「殺気」が混じり合った色が浮かんだ。
「……どこに行くの? どこかの……女の人に会いに行くの?」
「違う違う! 政府の換金所だよ。……ほら、俺たち事実婚だって言ったけど、やっぱり形にしないと不安だろ? 吹雪の『婚約指輪』を作る資金にしようと思ってさ」
サトシは【∞収納】の隅で埃を被っていた、巨大な「神竜の涙(蒼いダイヤモンド)」と、オリハルコン以上の強度を持つ「星屑の銀」を思い浮かべた。
「吹雪に似合う、世界で一番の指輪を作る。……昨日みたいな変な奴が寄ってこないように、最強の『虫除け』にな(笑)」
「……サトシっ! ……大好き!!」
吹雪はサトシに飛びつき、その首筋に顔を埋めた。彼女にとって、それは宝石の価値ではなく「サトシが自分だけのために動いてくれる」という事実が、何よりの至福だった。
換金所:パニックの幕開け
翌日。サトシは札幌にある「政府直轄・高価値素材換金センター」を訪れた。
見た目は28歳の爽やかな青年。だが、その懐には世界を揺るがす財宝が眠っている。
「……あの、これを換金したいんですが」
サトシが窓口に出したのは、一番「安そう」に見えた**【黒龍の鱗】10枚と、小指の先ほどの【神竜の涙(欠片)】**だ。
「……お客様、冗談はやめてください。これは……えっ? 鑑定、鑑定急いで!!」
センター内は一瞬で騒然となった。
最新の魔力測定器が限界突破を起こして爆発。SPたちが駆けつけ、奥から顔を真っ青にした所長が飛び出してきた。
「こ、これは……伝説の黒龍、それも最上位個体の鱗……! 一枚で10億、いや、国が買い取るなら50億は下りません! そ、それが10枚……!? それにこの宝石は……」
「あ、これ? 吹雪の指輪の『余り』なんだけど。適当な値段でいいですよ。とりあえず100億くらいあれば足りるかなって」
サトシの「100億くらい」という言葉に、周囲の職員たちが白目を剥いて倒れた。
彼は気づいていない。自分が今、日本の年間国家予算を個人で左右できるほどの「歩く経済核兵器」になっていることに。
【∞収納】中身(換金後・指輪素材)
カテゴリ/アイテム名/個数/備考
預金
政府発行無記名カード 1枚
残高:1,000億円(とりあえずの頭金)
指輪素材
神竜の涙(本体)1
蒼く輝く巨大なダイヤ
星屑の銀 少量
どんな魔法も跳ね返す指輪の台座用
残存資産
黒龍の鱗 490枚
まだまだ山ほどある
神竜の逆鱗 1
兆単位の価値(家宝)
最高の「虫除け」
「……ただいま、吹雪。とりあえず、指輪の製作費は確保したよ」
サトシが持ち帰ったのは、政府が「特別重要人物(S級)」にのみ発行する、ブラックカードすら霞む「プラチナ・ステータスカード」だった。
「これをつけてれば、吹雪が『ただの事務員』じゃないって、誰の目にもわかるはずだ」
「サトシ……。指輪も嬉しいけど、私、サトシと一緒にいられるだけでいいのに……。でも、サトシの愛、重く受け取りますね」
吹雪はサトシの指先に自分の指を絡めた。
自分を「低所得」だと思い込んでいたサトシの勘違いが、皮肉にも「世界一豪華な結婚」への扉を開いてしまった。
現在のステータス
名前:サトシ(28歳)
状態:【自覚なき大富豪】【吹雪への貢ぎ癖発動】
資産:1,000億円(+未換金素材 数十兆円分)
称号:経済を壊す者 / 究極の愛妻家
【妻:吹雪】
状態:【幸福の絶頂】【サトシの愛で魔力安定】
目標:世界一の指輪に見合う、世界一の妻になること




