第三十二章:嫉妬の怪物と、本物の「喰らう者」
プロンプト
逆恨みの吹雪の親友
他のダンジョンに入りスキルを獲得
【嫉妬】
7大罪系は部長の強欲と同じで強力だが今のサトシのクリーンの足元にも及ばない…が2つ持っていれば別だ
【暴食】LVの低い者からスキルを喰らい尽くし自身のスキルにする
勇者達のスキルを根こそぎ喰らい
LV50まで成長して吹雪の前に現れた
第三十二章:嫉妬の怪物と、本物の「喰らう者」
変貌した親友:愛川 麗奈
サトシに完膚なきまでに振られ、プライドを粉砕された麗奈は、ある「禁忌のダンジョン」に足を踏み入れていた。そこで彼女が手にしたのは、部長の「強欲」と同じ系統でありながら、より攻撃的な二つの大罪スキルだった。
【大罪の契約者:愛川 麗奈(LV.50)】
1. スキル:【嫉妬】
効果: 相手の優れたステータスを一時的に奪い、弱体化させる。
現在の出力: サトシのフェロモンと幸運を激しく憎悪し、魔力へと変換。
2. スキル:【暴食】
効果: LVの低い者、あるいは敗北した者からスキルとLVを根こそぎ喰らう。
戦果: あの「勇者・欲暴愚直」たちを奇襲し、そのスキルを全て捕食。
「ふふふ……あははは! 吹雪、あんたの持ってるもの、全部私が食べてあげるわ!」
オフィス街。吹雪の前に現れた麗奈は、かつての面影がないほど禍々しいオーラを纏っていた。彼女の背後には、喰らった勇者たちのスキルの残滓が、黒い影となって蠢いている。
吹雪の覚悟
「……麗奈、あなた何をしたの? その力、自分のものではないわ」
吹雪は冷静に「銀の加護」を展開する。LV.70を超え、神の肉で鍛えられた彼女にとって、LV.50の麗奈は本来敵ではない。しかし、麗奈の「嫉妬」によるデバフが、吹雪の魔力をジワジワと侵食し始めていた。
「うっ……魔力が、吸い取られる……?」
「そうよ! 幸せなあんたを見てると反吐が出るの! その綺麗な顔も、サトシさんも、全部私のものよ!」
麗奈が【暴食】の口を開き、吹雪に飛びかかろうとしたその時。
本物の「掃除」
パチン、と指を鳴らす音が響いた。
「……汚ねえな。せっかく吹雪がデトックスして綺麗になった空気が、台無しだぞ」
背後に立っていたのは、サトシ。
彼は無造作に麗奈の頭上へ手をかざした。
「【極大・清浄】」
瞬間、麗奈を包んでいた黒い「嫉妬」と「暴食」のオーラが、まるで洗剤をかけられた油汚れのように、シュワシュワと音を立てて消滅し始めた。
「な、なに……!? 私のスキルが、消える!? 喰らったはずの力が……!!」
「勘違いするな。お前のそれは『大罪』なんて大層なもんじゃない。ただの『偏食』だ」
サトシの瞳は冷徹だった。
彼は【魔物食】によって、本物の「神の肉」や「皇帝の心臓」を血肉に変えてきた。
偽りのスキルで着太りした麗奈の魔力など、サトシにとっては「賞味期限切れのゴミ」に過ぎない。
「吹雪に触れようとした罪、万死に値するが……。まずはその汚いスキルを全部、俺の胃袋で『浄化』してやるよ」
サトシの【暴食】……いや、より上位の権能が発動する。
麗奈が奪った勇者たちのスキル、そして彼女自身の【嫉妬】さえも、サトシの放つ光の中に吸い込まれ、無に帰した。
結末:空っぽの魂
「ヒィッ……あ、あぁぁ……っ!!」
スキルを根こそぎ「浄化・捕食」された麗奈は、LV.1へと戻り、その場に崩れ落ちた。
彼女の中に残ったのは、空っぽの喪失感と、サトシという「本物の怪物」への底知れぬ恐怖だけだ。
「……吹雪、大丈夫か? 変なもん見せて悪かったな」
サトシは吹雪に歩み寄り、優しくその手を引いた。
「サトシ……。ありがとう。でも、麗奈がこんなことに……」
「自業自得だ。……さあ、帰ろう。今日は十一層の『龍玉全回復豆』を使って、最高に健康にいいスープを作ってやるからな」
サトシのフェロモンが、汚れた空気を一瞬で塗り替える。
二人は背後で泣き崩れる元親友を一度も振り返ることなく、自分たちの「プレハブ(聖域)」へと帰っていった。
現在のステータス
名前:サトシ(見た目28歳)
LV:80(↑5UP:麗奈のスキルを浄化して吸収)
称号:大罪を食らう者 / 聖域の守護神
力:2000(腕輪込み6000!)
スキル:【魔物食(神域)】に進化
【妻:吹雪】
状態:精神的安寧(サトシの愛により即座に回復)
称号:唯一無二の伴侶




