第二十一章:十人の審判と、深海の至宝「黒鮪」
プロンプト
心を折るため分裂スキルで10人に分裂して再び威圧
逃げ帰る勇者たち
そして今日は地下7階のブラックダイヤ《黒鮪》、キングサモーン《キングサーモン》、クラーケン《大王イカ》
刺身、タタキ、中落合、寿司
BBQ!
…サトシさんそろそろ名前で呼んでください
えっ…吹雪…さん
以下名前呼びに変更
第二十一章:十人の審判と、深海の至宝「黒鮪」
勇者の潰走
「……一、二、三……十人!? な、なんだよこのスキルは……!!」
分裂スキルによって増殖した十人のサトシ。
その全員が、フェロモン150のカリスマと、力2844の威圧を同時に放った。
空気が爆発的に圧縮され、プレハブ周囲の地面に亀裂が走る。
「……ッ、ヒィィィィッ!! 助けてくれ、バケモノだ、バケモノだぁぁぁ!!」
欲暴愚直は、無様に尻餅をついたまま手足を使って逃げ出し、軍用車両へと転がり込んだ。
賢者も聖女も、そのプライドは塵も残らず粉砕され、脱兎のごとく道東の荒野へと走り去っていく。
「(……ふぅ。これでしばらくは来ないだろ)」
サトシが指を鳴らすと、九人の分身が霧のように消えた。
魔力を激しく消費したが、スライムゼリーのストックがある今のサトシには、心地よい疲れでしかなかった。
第七層:深海へのダイブ
「サトシさん……すごかったです。……あ、あの、そろそろ……」
光宗吹雪が、少し頬を赤らめてサトシを見つめた。
「『光宗さん』じゃなくて、名前で呼んでくれませんか?」
サトシは一瞬、ドギマギとして視線を泳がせた。
44歳の魂(見た目32歳)にとって、二十代の美女を名前で呼ぶのは、どんな魔物と戦うよりも勇気がいることだ。
「えっ……。あ、ああ。……吹雪……さん」
「……っ! はい! 嬉しいです、サトシさん!」
二人の間に流れる空気が、これまで以上に甘く、密度の濃いものに変わる。
だが、今は「食欲」が勝っていた。
【第七層:深海・水域モンスター】
1. ブラックダイヤ《黒鮪》(LV.70)
特徴: 鋼鉄の鱗を持つ、深海を音速で泳ぐマグロ。
ドロップ: 黒鮪の身、中落ち、カマ
特殊ドロップ: 「至高の醤油(ダンジョン産)」
効果: 知力+50、魔力制御向上
2. キングサモーン《キングサーモン》(LV.65)
特徴: 全身が大トロのような脂の乗りを見せる巨大鮭。
ドロップ: サーモン半身、イクラ
特殊ドロップ: 「黄金のルイベ」
効果: 視力強化(魔眼の精度向上)
3. クラーケン《大王イカ》(LV.80)
特徴: 巨大な触手で全てを絡め取る深海の王。
ドロップ: クラーケンの足、ゲソ
特殊ドロップ: 「鮮度の極み(冷凍不要)」
効果: 再生能力向上、スタミナUP
「吹雪、鑑定を頼む!」
「了解です、サトシさん! ブラックダイヤ、左舷から来ます! 速度、マッハ1!」
サトシは「転移」と「分裂」を組み合わせ、水上を走るように移動した。
バールを叩き込み、一撃で黒鮪の核を砕く。
さらにキングサモーン、クラーケンを次々と仕留め、海鮮の山を【∞収納】へと放り込んだ。
【∞収納】中身詳細リスト(BBQ準備完了)
カテゴリ/アイテム名/個数/備考
超レア鮮魚
ブラックダイヤ(黒鮪) 2
New! 刺身・タタキ・中落ち用
キングサモーン 2
New! 寿司・ルイベ用
クラーケン(大王イカ) 1
New! BBQ・塩辛用
調味料
至高の醤油 1瓶
New! 鑑定:神の調味料
ベルのタレ 1瓶
ジンギスカン用残り
肉・備蓄
ラムホゲットマトンボア 8
特上サーロイン 2
切り札
金スラ / 銀スラゼリー
1 / 2
エリクサー 1
プレハブ・シーフード・ナイト
その夜、プレハブのキッチンは高級寿司屋とBBQ会場が融合したような光景になった。
「吹雪、まずは黒鮪の中落ちだ。醤油を一滴垂らして食べてみて」
「……んんっ!! 溶けました! 今、口の中で消えましたよサトシさん!」
続いてキングサモーンの刺身、そしてクラーケンの足の一本焼き。
弾力があるのに、噛むと驚くほどの甘みが溢れ出す。
「……これ、地上で食べたらいくらするんだろうな」 「プライスレスですよ。……サトシさん、私、サトシさんと相棒になれて、本当に良かったです」
吹雪の瞳に映るサトシは、フェロモン150の影響か、もはや直視できないほどの「理想の男性」として輝いていた。
サトシもまた、吹雪の屈託のない笑顔に、44年間忘れていた「ときめき」を隠せずにいた。
現在のステータス
名前:サトシ(44→見た目32)
LV:42(↑4UP)
体力:447
力:998(腕輪込み2994!)
知力:220(黒鮪効果 ↑50UP)
運:540
フェロモン:150
【相棒:吹雪】
LV:30(↑5UP)
称号:運命の相棒
状態:サトシへの好感度・測定不能




