ユライザー林檎の初仕事、林檎の本名学歴
林檎はとうとう、セレムに本名言ってしまうことにした。
「あのー。私の本名は旧姓が、三浦で、養女に出されたことが、あるんでね。それが本城林檎です。サインは本城と、書いて欲しいんですがね、、、、。」
口の中で言ってみただけで、セレムには聞こえなかったが、セレムは、気付き
「あれ林檎さんじゃあないの?またバイト?!」
「着ぐるみでもバレますか?!」
「バイトはやめなさいって言ってるでしょう。」
「でも進さんに悪いので、、、。」
「じゃあ進様の秘書になってください。お願いします。」
「秘書はちょっと嫌です。」
「じゃあスタイリストでもいいです。」
「あーそれだったらいいですよ。お受けします」
「じゃあ履歴書書いてね。ここにさ。お願いします。」
「とうとうばれるんだわ」
「何聞こえない?!着ぐるみ取ってください。早く着替えて。」
「ちょっと待っててください」
学歴は、高校までだった。あとは書かないことにした。面倒は嫌だから。本名書くんだ。ペンが震えた。手が震えた。本名。本城林檎。旧姓はどうなるんだろう?確かに一回だけ。養女に出された。結婚はしていないけれども、養女に、あんまり貧乏で、出された。しかしセレムは、笑って、今日のファッションを、進様の普段着でもいいから決めてね。とユライザーと。セレムは同時に言った。
「どんなお洋服お持ちでしょうかね?拝見していいですか?!」
「お姫様どうぞ?!」
進も笑って、履歴書を見たが、
「まだ嘘ついてるでしょう!!^^;」
「えっ!!」
林檎は、言った。
「高校の後だよ。そんお後も詳しくね。書いてね。お給料の問題でね…。書いてくれる?!」
「高校の付属の短大でした。」
「ほらね。後まだよ。技能試験とか受かったもの書いて!」
「車の免許です。オートマの。」
「それと…」
「カウンセリング講座の修了書を持ってます。本当にそれだけです。」
「じゃあ今日のファションの絵書ける?それが大事だよ。」
「はい。書けます」
「じゃあアニメ書く勉強してみない?!」
「嫌ですよ。絵なんて嫌いです」
「本当に…?」
「これはなーに?」
ユライザーは、写した。賞状を。
「ユライザーダメダメ嫌よ。下手だから…。みんなよりは本当に下手なんです」
ユライザーの記憶が、進に渡った。
「さし絵ライター修了書も持ってるのね…。それだよ。」
「それが何か?!進様。」
セレムは言った。林檎は泣きそうに、、、呟いた。
「さし絵だから。本当にねダメなんですよ。イラスト講座じゃないんですよ。だから嫌なんです。(>_<)」
進は
「採用決定だよ」
セレムも喜んで、自分の本にサインしてあげた。
11月02日本城林檎様。おめでとう!!セレムより。と。。。。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜**:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。
それから林檎は、セレムの本が出るたびに、11月02日。本城林檎。愛してる。とサインをして部屋に置いてくれた。それから林檎の仕事になった。こういうスーツを着るといいかもね。デッサンしたが、進に見せると。
「えー青木のスーツ着ろっていうのまさかね!!Σ(゜д゜;)」
セレムは笑って
「あのねスーツはね。仕立て服って決まってるんだよ。進様はね。」
林檎に教えたがこう言い放った。
「着こなす人でも、青木でも着こなせます。進様だったら、300円のTシャツでも着こなせますよ。それがモデルです。高いのなんて要りませんよ。(*^o^*)(*^ー^)ノo(^▽^)oあはは。」
「不思議だね。君って子は…。」
セレムと進が同時に言ったが、ユライザーが青木のスーツを持ってきたら。進は着てみた。
「似合う。」
セレムが、言った。
「進様今日はこれでいいですか?!会議に間に合いませんよ。」
車に乗り込む、すると、助手席に乗って窓から、林檎にこう言った。
「君運転手ね。これはオートマですよ。セレム家で待っててね。」
「かしこまりました。いってらしゃいまし。」
「ちょっと待ってください私は、スタイリストです。運転手じゃないはずです。」
「今日だけね。お願いします林檎さん」
「エーペーパーですよ。ペーパードライバーでしたがね。仕方ないです」
今日は雨だった為に仕方なくクラウンを、運転したが。
道は、程よく空いていた。それから高速に乗った。カーナビが、国会に着くと、セレムがユライザーで追っかけて来て。
「林檎さんもこれ持って。」
そう言って腕時計。あの携帯腕時計を渡した。
「王族の印だからいいよね。ユライザー?(*^o^*)」
「いいでしょうそこまで言うのなら、、、。ただ運転うまいですね…。」
「えー何百時間と乗せられましたんでね。教習所でね。でも怖いんです。時々目が疲れるんです。だから怖いんです。」
「あれ眼ガネ使用じゃないよ。この免許書」
「あでも、もう治ったかなって思ってて、時たましかしないんですよ」
はいメガネ。ユライザーは林檎のメガネ持ってきたのでやった。林檎は渋々賭ける。
「似合わないから見ないでね…。」後ろ向きながら、メガネする。
林檎さんのメガネ。可愛かった。どこか憎めない。黒縁メガネ。みんなが笑う。はは。
「眼鏡っ娘だよー。(*^o^*)」
「だから恥ずかしいんです。それに普段は見えるしね。」
セレムはしげしげと林檎の顔見つめる。
「……。いいすごく好きその顔好きです。笑顔の眼鏡の林檎さんが良いなあ。」
進はセレム今日の課題は何だい?と促すようにセレムと、進で国会に、入っていく。林檎時計をしげしげと自分の時計を見る。これどうやって使うんかなーと苦戦したが。セレムすぐに国会から時計で電話する。
「あのね赤いボタンを押すと、携帯になるよ。青いボタンはテレビ。黄色いボタンが時間。分かった?」
と言って入念に教えた。今日はそれだけだった。林檎はそれだけ…。
それにしてもおめでとう林檎さんと進は、今まで林檎を見てきて、呟いた。クスッと笑って。(続く)




