ユライザー金星の聡の事と%センテージ
聡はセレムに生き写しだった。髪が長くて、後ろに縛っていて、女の子のようだったが、ちゃんとズボンと、洋服を着ていた。
「ところで、この金星には幼稚園は無いの?」と進は聞いた。「金星幼稚園と、エターナル幼稚園がありますが、貧乏な子は金星ですが、エターナルは国立なので高いし、金星では国立は値段が高いんですよ。毎回授業があっていいんですがね、お絵描きと本読みがついていますが、とてもとてもこの子にはどちらも無理ですよ。。。」と杏は言った。進はポケットマネーを出して、言った金星の通貨だった。
「これで、エターナル幼稚園に入れてやって下さい」と申し出た。「これはAndroid星で交換した、大学の教科書と交換して来ました。セキセイインコのキーホルダーの黄緑との交換で得た、金星の通貨です」
「まあ%センテージですね。それも、こんなにたくさん、いいですよ。悪いので。この子はまだ片言もしゃべってる様子が無いので、『おはよう』『こんにちわ』『ありがとう』『こんばんわ』『悪いね』しかしゃべった事しか無いのに、色々覚えられるかどうか、、、。><。」
「じゃあなおさら、エターナル幼稚園にいれなきゃだめだ」と言ってセレムも進も言った。
「小学校もエターナル小学校。中学もエターナル中学校。高校もエターナル高校、そして大学だけれども、金星ではなくてAndroid大学のユライザー学部学科は好きにしていいよ。」と進は言った。
「その頃になれば、しゃべれるよ。それでも駄目な場合。通信教育という手もあるから、、、焦らずにこちらの指示に従いなさい。」と進は言っていた。「通信教育よりも友人が出来る方が良いよ。出来無くても焦らずした方が良い。良い病院もあるよ。」とマジに言っていた。セレムは、「私の給料で出来ますか??」と聞いたが「お前の給料、つまりユライザーで取って来た物よりも大きい額が必要だよ。」
「金星の大臣にこれから掛け合うから。%センテージ制度を失くしてもらう会議だ。それが上手くいかなければ、次の手がある。次の手は奥の手だ。つまり良い医者に、掛け合って%センテージと医療を交換すると言う国家の手だ。」
セレムは、感動して「ありがとうございます」と言って深々お辞儀した。そして初めてセレムが泣いていた。杏も「進様それではこの国はこれからどうやって暮らすんですか?」と聞いていた。
「ユライザーでお買い物だ」と笑って言った。
両親も「ありがたきお言葉本当に国民、金星の政治を良く分かっておいででありがとうございます。外務省に病気の人が居ると聞いてます。その人と話してみて下さいなきっと命を救われて変わります。それにユライザーはこの子しか、持ってなかったんですよ。杏ですよ」
杏は「だからそうなれば、この%センテージを貰わなくても良いんではないんだろうかしら、、」
「嫌持っていた方が良い、貯金にするんだ。これでしばらく暮らしなさい。命令だ」と進は笑った。通貨は又ユライザーと問い合わせれば使えるから。とユライザーも言っていた。ユライザーは金星の観光よりも、金星の国会に行った方がいいのでは・・・?と聞いて来たので。セレムは泣く泣く、「じゃあ杏、聡。仕事に進様と言って来る。」と言って去った。進も又、ユライザーとの同期の準備をして旅立とうとした時、杏の父が
「これをもってて下さい。」と言って杏のパスワードの紙と、地図と昼食と、飲み物を手渡した。「ここにいらしゃる時には役に立ちますよ。どうかこんな物でよければ。今日は朝からごちそうを作ってたので。バスケットに入れましたもんですがね。。。。」
「ありがとう」
「パパー」と言って聡が泣いて抱きついて来た。
「まあこの子パパと初めて言ったわー。」と両親も杏も喜んで見送ったが、パパーと言った相手は進に言っていた。セレムは
「僕だよ!!」と、叫んだが。最後まで進に
「パパー!!」
と言った進は、「元気で待っててね」と髪の毛を撫でた。
金星での交渉は上手くいき、医療を援助する代わりに、%センテージの通貨を失くす事に成功した。その代わり又優秀なAndroid医学生達が金星に行く事になった。金星ではユライザーのベットが国民に無料で手渡されて、国民は不況だったから、良かった良かったと喜んだ。今までの通貨もユライザーで取り替えられる為に、さらに暮らしが良くなった。




