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ホムンクルスの魂を探す旅路  作者: sisousi.kenta


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精霊少女の死

某年某月某日

この世界にいてはならない最強の精霊、私はだます者を抱きかかえ後ずさる。


最強の精霊、第1発見者として、何もしなくても世界を消滅さるものと名付ける。


「私のほうが先に見つけたのに」だます者ははそうつ


ぶやきながらキラキラ輝く光を吐き出す。

人でいう血を吐くようなものだろうか。


なんのきっかけで魔法が放たれるかわからない。

何のきっかけで世界が消滅するかわからない。


最強の精霊の表情が不気味な笑顔へと変わる。

今世界が消滅する。そういう予感が走る。


だます者は私の手を強く握る。


「この世界が消えてなくなっても、君を守るよ。精霊と妖精の世界へ連れていく約束です。」

私はだます者を抱きしめた。


だますつもりのないただの嘘。


「うそつき」

だます者はそうつぶやいた。

お互い様だ。最強の精霊は何もしない。


どうしようか考えている。

どうしようか考えるそれが引き金世界を消滅させかねない。


いやこの場所が大魔境でなければ世界はそれだけで滅んでいた。


理不尽すぎる力。


だます者の体が光り出す。

こんなことは誰も知らない。

詳しくなれたと思われている精霊についてもわからないだらけだ。


「それは」

私がきく。

だます者は微笑みながら答える。


「あなたたちの言う生命誕生の素、精霊は生命誕生の素に最も近い生き物。私はいまから生命誕生の素になる。そして私はあなたのものになる。私は死んでもそこにいる。錬金術ならわかるでしょう。死ぬことだって術の一つ。あなたの研究室の子に生命誕生の素を入れて。精霊と妖精の世界でなくてもいい、その子の行きたいところに連れて行ってあげて。」


そう言ってだます者は消えていった。

手元には生命誕生の素がある。


私は祈る。

錬金術の世界では祈ることも術の一つ。


あの娘は伝えたいことを言って消えていった。


そして最強の精霊は動揺している。生まれたばかりで何も知らない。


自分の強すぎる力におびえている。

本当に何もしてないないのに強力な力を持つ精霊が死んだ。


混乱した最強の精霊は叫ぶ。

世界の半分が消滅する。


半分?私は生きている。そして最強の精霊が叫んで消滅が半分で済むはずがない。

私の知らない何かが起きている。


「とりあえず生き物だけ保護しておきました、世界が縮んでしまったので混乱もあるでしょうが。そこはこの世界のもので何とかしてくださいね。」


そこには二人の天使がいた。

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