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淡い期待と確かな絶望 そこにある小さな確信!

思わず2人と目が合ってしまった...


紅い髪の女性は怪訝な目をしてこっちを見てくる


ピンク髪の少女は小動物がこっちを見るような目だ。


「あんた、何者?只者じゃあないねぇ」


「初めまして、私の名前は、シズク・ヒメガミ

こう見えても男です。」


少し驚いたような顔をしているが無理もない、自分で言ってはなんだが、そこらの女性より女っぽい顔をしている。


しかし、この紅い女性...強いな...


【戦闘力】

400億


このセカイの世界ランカーか?


「あんた、ひょっとして、私より強いんじゃあないかい?」


そう紅い女性が言うと...


「そ、それはさすがにないですよ、だってだって、セリカ姉様は世界十傑なんですよ!?」


世界十傑?なんだそれは、不死(エイン)英雄(フェリア)じゃないのか?


「?もしかして、十傑を知らないんですか?!」


「あぁ、私はただの旅人でね、まだそこら辺の常識には疎いんだ、不死の英雄については知っているんだが...十傑なんだい?宜しければ教えて貰ってもいいかな?」


「いいですよ、世界十傑というのは、不死の英雄とは違って、通常の人間の中での最強のことです。

不死の英雄は、性質上ほぼ不死身ですが、十傑にはそういった特異性はないのが特徴です。1番強いアーサーさんは基本戦闘力だけで、1兆まで行っているんですよ!」


「私は、第9席のセリカ・ネクロンだ!こっちは...」


「カルナ・ネクロンと申します、よろしくお願い致します」


「よろしくお願い致します。」


カルナさん、現状ではまったく強くない、なんならそこらの学生でも勝てる程度だが...才能の原石だな...


「才能天...か...」


思わず口に出てしまった。


「えっと、なんですか?才能天って?」


才能天、それは、この世を征服し覇者に成ることが可能な人物のこと。基本的に何でもできる人を指す、世界でも12人しか存在できない。


「あぁ...こっちの話だよ、ごめんね、紛らわしいことを言って...」


「い、いえ、大丈夫ですよ、もしかして疲れてるんじゃないんですか?」


「いや、そこは大丈夫だ」


この子、心配性なのかな?いかにも可愛らしい


「師匠!俺にトレーニングを教えてくだ...」


・・・あぁ、リノアか


「ぎゃぁぁあぁぁぁあ!!!!!」


うるっせぇ!鼓膜破れるぞ!


「このバケモンが!俺を殺しにでも来たのかぁ〜!」


「違いますよ、ただこの人たちと話していただけです。」


というか師匠って...


「へぇ、ってことはあんたがうちの愛弟子をぶっ殺したヤツってことかい?」


「それに関してはすみません。あれに関しては....」


「こんのぉ〜!バカ弟子が〜〜!!!」


ゴーン ドカーンとなるくらいのゲンコツが響いた



「相手の力量をも見抜けんとは!なんたる恥さらし!破門にするぞボケナス野郎が!」


・・・・・


「まぁまぁ、セリカ姉様、落ち着いて、ここトレーニングルームですよ」


「おっとすまない、取り乱してしまった」


そこには先程まで元気だったナニカがいた

ご愁傷さまです...


・・・・・・しばらくして....


「よし!シズク!私と戦ってくれないか!」


...何故?

めんどくせぇ〜

やるわけな...


「君が勝ったら、この世界の秘密を教えてやろう!」


....はぁ〜〜...やるしかねぇじゃあねぇか...


「はぁ〜文句は聞きつけませんよ!」


「あぁ、ここだと狭い、闘技場に行こう!」


・・・・・・移動中・・・・・・


ざわ、ざわざわ、ざわ


なんだ?まじでうるさいぞ


「さぁ!この学院名物の闘技場でのバトルを制するのは!

世界十傑 セリカ・ネクロン!!」

うぉぉおぉお!!

歓声がその辺に木霊するかのような人気っぷりだ


「そして、世界十傑に挑む挑戦者(チャレンジャー)は!シズク・ヒメガミ!!!!今日転入してきた異例のスーパールーキーだぁぁあ!!」


さっきと違って、大丈夫などの声が聴こえてくる、あぁ、うるさいぞ


「実況は私、銀髪美少女、シーラ・カノンがお送り致します!!」


自分で言うんだ....


「審判!逆よ!」


・・・・・


「えっ...えっとぉ〜何が逆なんですか?」


「今回は、私が挑戦者(チャレンジャー)なのよ!」


「エッッッ!えー〜!!!!」


「まさかまさかの発言によって、立場が逆転してしまいましたぁ〜!まさか、シズク選手、とんでもない実力の持ち主かぁ〜!!!」


ざわざわざわ


はっ、恥ずかしぃ....


「それでは、決闘(デュエル)開始ぃぃ!!!!」


始まった刹那、高速で突撃してきたためすぐさま能力を使う...

いや、使わなくてもいいかな?少しお手並み拝見だ


圧縮「芯点・零放」


!?

攻撃は防いだ!なのに吹っ飛んだなぁ...

OK理解した...


「圧縮支配か...手のひらに圧縮した球体を纏い、突撃し放つ、火力は凄まじいが、1度見れば対策は容易いぞ」


圧縮「5点粛清」


次は地面に5つの黒い球体か...それぞれがまるでブラックホールのような万有引力を放ちこのままだとズタズタになってしまうな...


「だったら!」


神羅「鳴神」1%


ドゴォーンと大きく轟音が鳴り響きセリカは血反吐を吐いた


「ガハッ!」


血液が体から沸騰したような感覚、思考が回らない、それに

能力じゃない!アーサーと似たような感じの攻撃だけど理解できない。


適応「完全耐性(パーフェクト)までの時間(リザルト)


ッ!発動できない、やはり能力じゃない...

私の能力【圧縮支配・適応・弾幕支配】のうち適応は相手の能力とオーラ・武器・近接には適応できるけど、それ以外は対象外!

近距離戦は論外、火力で負ける、1度遠距離でやってみるか...


弾幕支配「ガトリング・チェーン」


無数とも言える数の暴力!!火力もそれなりか、弾幕同士が繋がっているから1度でも当たれば一巻の終わり...


神羅「鳴神流し」


あの神羅とかいう技...弾幕を無力化した


今のうちに早く回復しないと...はっ...腕が溶け始めている?

どういうことだ、あれはただの電撃!燃え尽きるならともかく溶け始めるだぁ〜わけのわからん


第8位階魔法「完全治癒(パーフェクトヒール)


ぁぁあ、あぁ...回復できない!?傷が広がってゆく!?

仕方ない、圧縮「起点・剣豪」


自分の腕を圧縮して武器にしただと?おもしろい!


「な、な、なんということだぁ〜!セリカ選手の攻撃がまったく効いておらず、しかも、追い詰められてゆく!!」


圧縮「起爆点」


恐らく、あの神羅とかいう技、細胞は愚か魂まで響くッ!


「めんどくさいわね」


第11位階魔法「グラビトン」

第10位階魔法「換骨奪胎」

第10位階魔法「氷点・霹靂」

能力【圧縮・弾幕】


合技「重点滅却氷水撃(グラビティ・ストライク・ザ)(チェーン)!!」


セリカ 戦闘力【9800億】


シズク 戦闘力【0】


「とてつもない威力です、も、もはや闘技場じゃあ耐えられ無いほどの規模!!!これが世界十傑かぁ〜!!?」


「まったく、冗談きついわ!私、短期戦は弱いのよ...」


爆撃を食らったシズクは...


「な、なんと、無傷、無傷の生還です!!??」


チッ!オーラも使ってないってどういうことよ、これじゃあまるでアーサーを相手しているようなもんだわ...


「敬意を称して、【神羅】について教えておこう」


!?!?

敵に教えるだと...縛りでは強くはならないぞ!


「神羅とは、脳内にある脳波を意のままに操り操作し、その電流に神力・魔力・妖力・霊力・鬼力を混ぜある工程を通すとできる、それが神羅の正体だ...」


「神羅は脳波の攻撃、つまり、通常の防御魔法は愚か、外部の防護壁・内部の防御も貫通する。まさに、殺すためだけの一撃必殺の最強技と言えるだろう?」


はぁ.ハァハァ、無理だ...

力に差がありすぎる


戦闘力が0...

一見すればただの弱いやつにしか見えないが、特定の強さを持つものは戦闘力が常に0であることが多い...

現実世界にいる0を100にする天才、こちらでは数字を振り切った者も入れば、0=1000兆のような規格外の力を持った者がいる...この領域のことをZEROの領域と呼ぶ...


「はぁ〜ありえない奴だわ」

「さすがに公共の前では本気を出せないわね」

「悪いけど、時間がないから次で決めるわ!」

「決まればこっちの勝ち、耐えれたらそっちの勝ちでどう?」


・・・・・


「あぁ、いいぞそれで」


「あっ、あと能力を使ってもらえるかしら?そっちの方が殺しやすいのよ」


「...注文の多いなぁ、いいぜ、後悔するなよ」


落ち着いて、深呼吸して気持ちを整え、今出せる全力をぶつける!!!


・・・・・


「行くわよ!!!」


瞬間弾幕圧縮「世界之始(ワールドトリガー)!!!」


・・・・・


力・発動!


多元宇宙論(マルチバース)

効果・・・多元宇宙に干渉し、あらゆる時間軸・存在する生物・概念・マルチバースなどのすべての強制終了・書き換え・支配・消滅・合成・滅殺!を行う


動画が止まるかのような止まった時がまるで無かったような不思議な世界へと変わり果てそして、そして、


瞬間弾幕圧縮「世界之始(ワールドトリガー)


・・・・・・


しかし、何も起こらなかった!!!!


・・・・・


「どうした?もう終わりか?」


「えぇ、もう終わり、降参よ降参!!」


・・・・・


「な、な、なんとぉ〜!勝者はスーパールーキーのシズク・ヒメガミだぁ〜!ルーキーにも程があるぞぉ〜!!!」


・・・・・


「あんた、力を置いてきただろ...」


「本来はそこまで必要な力じゃないしね、3割で十分だもの。まぁ、全部の力を使って本気と奥義をだしても勝てないけど...」


「いや、あんたは強かったよ、いい戦いだった....」


「それはどうも...ところで、あんた、カルナを鍛えてくれないかしら!」


「なんで私なんだ?セリカさんがやればをいいじゃない」


「あまり言えないのだけど、ここ最近任務が来て、アルカナムとある組織の任務があるから出来ないの...」


「...なるほど、わかった、できる限りはやろう...」


・・・・・・


「ということで、闘技場は終了となります!!」

「これにて解散です!以上!シーラ・カノンがお送り致しました!!」


・・・・・


カルナ視点に変わって....


「うそ...セリカ姉様に勝つなんて...すごい♡」


この時、ある詩人はこう言ったという、尊敬する者が倒された場合、その相手に復讐するか恋をするかの2択であると。


・・・・・


「さてと、妹さんを任されたが...」


???

目の前にいるカルナ・ネクロンは?を浮かべている...


「どう鍛えればいいんだろう?」


・・・・・

しかたないか...


「気持ち悪いことは100も承知だが、少しだけ上を脱いでくれないか?」


「....全然いいですよ♪︎♪︎」


...なんかごめんなさい...


・・・・・


へっ...ふ、服、服を脱ぐのぉ〜!?

も、も、もしかして、あんなことやこんなことがぁ〜!?

グヘッ、グヘヘヘヘヘ


このことを楽しんでいるカルナだったのである



・・・・・


「調べ終わった、もう着ていいぞ」


そう言うと遅く着替えて行ったのだった


「まず、先に言っておくが、君にはかなりの才能がある。

むしろ、この世を統べる覇者に成れるほどのな。そのくらいの確信が私にはある!」


凄く希望に満ちた眼差しをしているが....


「だが、現状では何の役にも立たない、というか覚醒すら不可能だ。」


一気に絶望したその表情はもはや加虐心が湧いてくる


「じゃあ、私は、諦めた方が...」


「いや、そう言うことではない。いま君は、虚弱体質のようなもので、水を出すための蛇口の口が小さすぎてまったく力が出ないだけなんだ...」


「ということは、鍛えれば、才能が開花?」


「あぁ、開花するかもしれないな」


・・・・・


「お願いしますッ!私に、力の使い方を教えてくださいッ!なんでもしますのでッ!!」


「そうか、なんでもだな?」


「はい、なんでもです!あっ、あんなことやこんなこ...」


「わかった、なら今からトレーニングルームに行くぞ」


「はっ、はいッ!」


そうして修行が始まることとなる....

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