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エーテル大正義

お通夜ムードのカエデとキサツは、黙ったままレストランへと戻っていた。チャラ神だけは通常運転、と言う訳でも無く、申し訳なさそうに小声でカエデに話しかける。


「カエデくん…大丈夫?」


「あ、ああ…俺はもう大丈夫だけど、キサツさんがな…」


魂の抜けたような顔をしていたキサツに、かける声のない1人と1つ。このままレストランへと戻って良いものかとカエデは考えていたが、チャラ神はその迷いにはっきりと答えを出す。


「このままお店に戻っちゃうと、せっかくの情報源をみすみす手放す事になっちゃうよ?カエデくん、ここは別の話に変えてさ、色々聞いてみようよ」


「そうしたいのは山々だよ、でも今のアレがまともな情報源になると思うか?」


改めてキサツを確認するチャラ神、だが、何故再び確認したのか疑問に思う程、変化のない魂の抜けた顔をしていた。しかし何かを思い付いたチャラ神は、カエデにある提案をし始める。


「カエデくん、僕の予想だけど、彼女ってお姉さんぶってるけど実際はアレだよね?残念と言うか。でも責任感が強くて、迷惑をかけたって自分を責めてるんじゃないかな?」


「せめてお茶目って言えよ、言いたい事は分かるけど…。じゃあチャラ神から見ればキサツさんは、頼られたいけど空回りするような人って言いたいのか?」


「だってそうじゃん」


「…だな」


カエデとチャラ神はお互い相槌を打ち、キサツに言い寄るように話し始めた。


「で、カエデちゃん!結局お風呂はどうだったんだい?」


「あ、ああ!なんつーか、スッキリしたぜ!色々分かった事もあるって言うか、なんかこう、さ!!」


「へ、へー!それは良かったね!僕も持ち主が満足出来たなら、満足かなー!それでカエデちゃん、他に何かやりたい事はあるかい!?」


「そ、そうだな!せっかくだから、色々見て回りたいかな、この街、俺知らないし!」


「そ、それはいいね!じゃあ、今日の予定はそうしようか!!」


「で、でも俺何も知らないから、多分迷子になるなー!ちゃんと戻ってこれるかなー?」


チラッと確認するカエデとチャラ神、キサツの肩がプルプルと震えていた。


「カエデさん…その案内、私がしてもいいですか!?」


振り向くなりカエデの両手を掴み、カエデに急接近。


「お、お願いしたいけど。キサツさん、顔近い…」


ウブなカエデは顔を逸らしてしまったが、キサツはお構いなしに両手を掴んだままその場所で軽くピョンピョン、それほど嬉しいのだろうか。


「じゃあカエデさん!次どこ行きます?」


片手だけを離し、もう片方の手を引いて駆け出した。唐突なスピードアップに躓きそうになったが、元男子の直感がそれを許さず、体勢を立て直した。だが片手が引かれたままで、また躓きそうに。

仕方なく、カエデはキサツのペースに合わせるように、駆け足になってしまった。


住宅が並ぶ通りを駆け、狭い小道を右へ左へ。するとすぐに、市場の活気付いた声が聞こえてくる、カエデ達が初めてきた、あの通りに出た。カエデはこんな狭い場所を1時間ほど放浪していたのかと、自分の土地勘の無さに若干ショックを受けた。


「カエデさん、今持ってる物って、エイハブさんだけなんですか?他に持ってる物とか、ありますか?」


昨日のどうでもいいチャラ神の自己紹介を覚えていたのか、きっちりさん付けだった。悔しがるチャラ神。


「えっと、チャラ神以外にはお金と、昨日買ったりんご3つ、あとこの服。それ以外は何も」


あえて服の事も取り上げるのがRPG流。持ち物に金銭、回復アイテム数個、はじめに着ていた服はもはや定番の3種だ。所持金額が多い事を除けば、RPGと何ら変わらない。


「本当にそれだけなんですか?他の荷物をロストしたとか」


「いや、最初はりんごは無かったんだよ。多分ここで買ったんだと思う。別の所かもしれないけど」


「じゃあ持ってたのってお金とバッグだけだったんですか?まあ、カエデさん鈍臭そうですし、何も知らず超ド級の田舎町から上京してきたって感じですもんね」


キサツにだけは鈍臭いと言われたくないが、文句は言わずムッとするだけにしておく。キサツはそれを見て笑いながら膨らませたほっぺをプニプニと触り、最後に頭を撫でた。


「ごめんごめん」


さすがに馴れ馴れしすぎないかと反応したのはチャラ神だったが、カエデを表情を見ると本当にただ不貞腐れているだけ、チャラ神はカエデのコミュ力が本当に低いのかどうか、再認識する羽目に。

多分コミュ障である事は過去の事からわかっているので、おそらくキサツには、カエデの気を引かせる何かがあったと言う事だろう。友人と言う肩書きで接し続けてきた、はるかに年上の神は、少しばかりホッとした。


「もうキサツとはスキンシップ取らない」


プイッと顔を逸らすが、未だ手は繋いだままだ。しかもカエデは手を掴まれるのではなく、離れないよう握り直していた。あまりに説得力のないその言葉に、チャラ神とキサツは、クスクスと笑ってしまった。


「カエデちゃ〜ん、じゃあまずその手を離す所から始めるのが、一番なんじゃないかな〜?」


はっと気付くカエデ、急いで離そうとするが、キサツがその手を離してくれなかった。


「破った罰です。これからもスキンシップは取らせて貰いますからね?」


顔を真っ赤に染めるカエデをみて、またチャラ神とキサツは笑った。だか何かにブチ切れたかのように、キサツに軽くチョップを、バッグには到底そんな小さな腕から繰り出されるとは思えない程強烈な一撃をお見舞いした

「ぅゎょぅι"ょっょぃ…」


バッグ内のりんごの事を考慮し、もう一撃入れるのは勘弁しておいたが、カエデは思った。またツッコミを入れられるように、もう一つバッグを買おうと。


「冗談はさて置き。結局カエデさんってこれからどうするんですか?上京かただの観光か、結局の所聞いてませんでしたし。フラッとこの街に来たって言っても、何か目的くらいはあったんじゃないですか?」


相変わらず曖昧な解釈しかされていないが、この2つははっきりしておかなければならない、カエデはそう思った。

しかしただの観光だと言ったとしても、当面帰る宛てなど早々ないので、実質選択肢は1つ、上京だ。たったその一言を言うはずだったが、カエデの口からは、何か引っかかるような言い方しか、出来なかった。


「えっと…上京、かな?」


しばらくの間、会話を全てカエデに任せていたチャラ神だったが、唐突に選手交代の合図をカエデに伝えペラペラと話し始めた。


「そうなんだよ〜、キサツちゃんの言う通り、なーんにも知らないカエデちゃんは社会勉強だって言われて上京する事になっちゃったんだよね〜。もう昔っから、魔法の勉強をしようと国土の勉強をしようと全然ダメ!!よく分からない変な言葉を勉強してたり、そんな事ばっかやってたんだよ〜。それで愛想を尽かされて両親から僕とそれなりのお金を渡されて、交易の馬車にのってここまで来たって訳。納得して貰えたかな〜?」


「なるほど〜?要はカエデさん、変わり者って事ですね?」


「そう言う事〜」


悪い笑みを浮かべるキサツとバッグ、しかし余計な説明をせずに済んだカエデは、すんなりその言葉を受け入れた。いつになったら、真実を誰かに話せるのだろうか。


「ま、まあ。実はそうなんだよね…お母さんとお父さんに、その…愛想尽かされたって言うかすごい勧められちゃって…」


「そう言う事でしたか。なら話は早いです、ついてきて下さい!!」


キサツは人混みに向かって歩いて行き、カエデはそれを見失う前に必死について言った。

時間の違いが原因だろうか、昼近いこの時間では、昨日ほどでは無いものの、やはり人は多い。必死に人と人の間を掻い潜り、ようやくキサツのすぐ隣まで、辿り着いた。


「カエデさん、何か欲しいものとかあります?だいたいの物は、ここで買い揃えられますので」


「買い揃えたい物…新しいバッグとか?」


「えぇ!!?」


驚きの余り野太い声を出してしまったチャラ神に、カエデが叱る。


「お前が馬鹿みたいな事言った時、中の物の事を考えちゃって叩けないんだよ!だからだよ」


「叩くと言う事をやめればいいと思うんだけど…」


しかし実際、チャラ神ことバッグは中途半端なサイズで、コインとりんご3つを入れるにはパンパンになってしまうサイズだった。

りんごを潰すまいと叩いた部分にはコインが入っており、実は叩いた時痛かったのだ。それも嫌なカエデは、さらに大きなバッグを買う事を、考えていたのだった。


「あとは時計と、肩が寒いから何か羽織る物。あと足も寒いからズボンも欲しいかな。あと必要な物、何かある?」


「ズボンはダメです!!」


キサツは急に拒んだ。


「…この国ってそう言う風習とかあるの?女性はスカートしか履いちゃいけないみたいな」


「いえ、私が嫌だからです!カエデさんがズボンだなんて、考えられませんよ!!」


「ああ、そう言う…」


後日買いに行こう、カエデはそう思った。しかしキサツはすぐに出店の側にカエデを案内し、一つの商品を取ってカエデに見せた。


「防寒対策だったら、これなんてどうです?腰に巻いて、風を防ぐんです」


キサツが手に取ったその長方形の布は、カエデやチャラ神のようなRPG勢には馴染みの深い物だった。

通称、逆エプロン、カエデ達は、そう呼んでいた。ソムリエエプロンを逆に巻いたような、ファンタジー作品でよくある、アレだった。

しかしマントほどのコテコテ感が無く、ある程度ヒラヒラしてかっこいいだけの物だと思っていた逆エプロンは、はたして防寒具としての用途を果たすのだろうか?その疑問は、キサツの実演によって解消された。


「こうやって、腰のベルトに通して使うんです。ちなみに前が空いていますが、これは動きやすくしているだけで、横にあるボタンを外すと…横にとめていた生地が動かせるようになり、両側の生地を前でボタンで留め、専用のベルトの金具に引っ掛けるんです。そうして完成です!」


RPG厨大歓喜の瞬間に、迷わずカエデはバッグからお金を取り出した。チャラ神は自らボタンで止めてあるメインの被せ蓋を開き、カエデの動きを援助する。まるで剣を引き抜くかのような大きなモーションのままバッグからコインの入る小包を出すと、バッグ内のりんごがボロボロと2つこぼれた。

その2つのりんごは歩いていたボロ切れ同様の服を着ていた人物に拾われ、齧りながら歩いて行ってしまった。


「あー…」


「タイミング悪かったですね、ロードワームの前で落としちゃうなんて」


「ロードワーム?」


「放浪者の事です」


おそらく道を這う虫、と言う意味だろうか、嫌な名前だった。


しかし初めてこの世界で会話を交わしたおじさんとの友情の証である、りんごはまだ一つある。

過ぎた事は諦め、おとなしく目の前の商品を買う事にした。ただの布かと思っていたが、よく見てみると、様々な装飾が入れられたり、色も柄も、様々だった。しかも案外生地が分厚く、防寒具としても活用出来そうだ。


しかし、気になる事にどれも攻撃的な装飾やデザインの物が多く、今のカエデの水色と白をメインとした服には合いそうにない。


「ねえキサツさん、これってもしかして、本来は軍服だったりするの?」


「えっ?よく気付きましたね。確かに元はパルドランド王国軍の軍服が元ですけど」


「まあ、こんな攻撃的なデザインとかがあるならね…」


刺繍の中には、剣やドラゴンなどといった、力を象徴するような装飾の物もあった。もはや先端を尖らせようとして、防寒具として使い物にならなさそうな物も。


「なるほどね…足の厚着は機動力の低下に繋がるって事で、移動時だけ覆うようにして寒さから身を守ったって訳なんだ。軍人もよく考えるよなー」


「軍服の方は、引っかかったり掴まれるなどの事を考慮され足首まで覆う長さではありませんが、それを民間ように改良された物と言う事ですね。カエデさん、軍服なんてよく分かりますね?普段軍人なんて見れませんよ?」


「キサツさんは何で知ってたの?」


「私は無事生還した戦士達の帰国パレードなどで何度か見ていますから。カエデさんもパレードを見た事があるんですか?」


「力を表現する商品のだいたいは軍隊の何かをリスペクトした物が多いのは普通じゃない?まさか農家で使われる道具が、まさかこんな攻撃的なデザインになるとは思えないでしょ」


「言われてみれば確かに…そんな事考えた事もありませんでした。カエデさんって結構攻撃的な事考えるんですね…」


「うん!剣とか大好きだしね!!」


「剣…ですか。剣は難しいかもしれませんが、あとで護身用の武器でも買いに行きましょうか。私もほら、この程度の物は隠し持っていますし」


キサツはそう言いつつ、懐からカランビットナイフを見せた。全体的に湾曲線状になっており、刃先から一番離れた反対側の位置にリングがあり、そのリングに人差し指を通し、逆手持ちのように握りこむ。そんな武器だ。

小型で携帯性があり、普通のナイフと違い人差し指をリングに通す為、刺すや切るなどの行為をした場合でも、手の位置がずれにくい。持ち方を変えたり振り回す等の行為をしなければ、武術を知らない人でも簡単に扱える。


カエデは瞬時に以上の事を思い浮かべ、その若干の間固まっていた。その間にキサツは店員に何かを聞き、店員は何かを出した。


「カエデさん、これなんてどうです?」


キサツは店員から今出した商品を受け取り、カエデに見せた。カエデはしの商品を見て、驚いた。


「これ…今着てる服と同じ装飾!!」


カエデの着る服には流れるような曲線と、植物の葉の装飾が施されている。その装飾と、全く同じ装飾だったのだ。試しにベルトとセットで借りて見ると、見事に装飾の線が繋がり、何かがカエデの中で流れるような感じがした。


「まさか本当にそのテューカを白亜に渡す日が来るとはなぁ…長生きはするもんだ」


店の老人が神妙そうに物言い、キサツは余りにも似合っていたため、ついつい拍手をしてしまった。そして今更だが、この世界ではカエデの言う逆エプロンは、テューカと言うらしい。

大興奮を抑えられないカエデとチャラ神は、問いただす勢いで店員に値段を聞いた。


「これ、いくらですか!?」


「ベルトとセットで8000ゲルだな。ベルトが気に入らねえっていうんなら、テューカだけ買ってもいいんだぜ?その場合テューカだけの値段で6000ゲルは貰うぜ」


勿論2つともお買い上げ、と言いたい所だが、キサツが何やら店員と交渉を始めた。カエデは8000ゲルでも全く構わないが、しばらく黙っておいた。


「おじさん!普通の魔導士相手に8000ゲルなら相場相応ですけど、相手は白亜なんですよ?3000、いや2000でも高いくらいです!1800ゲルで手を打ちましょう!」


「1800!?でもなぁ…いくら実際の仕入れ値が安いからって言っても、仕入れだけで2500ゲルは取られるんだぜ?しかもこいつは普通に仕入れたんじゃなくて、わざわざ他の店からなんとか値切って買った物なんだよ。その値切りをするために、俺は代わりにどれほどのテューカをその店に渡したものか…そんな代物を、1800ゲルで売れってか!?」


「甘い、甘いですよ。白亜に皇鳳様のお造りになられた物を渡す事が、どれほど大切か。それに実際値が張るのはその希少性からくる、ブランドですよね?本来は皇鳳様が、白亜のエーテル増幅量を上げる為、より多く溢れ出たエーテル流を制御し、民の平穏の為お忙しい中お造りになられた物。その思いを、たかが高く売れるからと無視するつもりですか!今頃皇鳳様はお悲しみにおられる事でしょう…民同士の争いの火種を造ってしまった、己を責めて…ああ、あんとお労しい…」


「わ、分かったよ!1950!1950だ!それ以上は絶対に下げれない!!」


「はぁ…この街にもっとエーテルが溢れていれば、景気も良くなってロードワームや放浪者もいなくなると言うのに…ちなみにロードワームの被害、先月いくらありました?あっ、1900までなら買いますよ」


「俺の負けだ…1900ゲル、ほら持って行ってくれ…」


「カエデさん!ここの店員さん優しいですね!1900ですよ1900!普通のテューカとそれほど変わりませんね!!」


「お、おう…じゃあ、これで…」


「えっ、白亜の嬢ちゃん、これは?」


「シーっ!!」


カエデはこっそり20枚コインを出し、店員に手渡しした。しかし店員が聞きたいのは枚数の事ではなく、1枚だけ、白く光を放っていたからだった。

だがカエデにはその光が見えないのか、そのまま振り返り、買ったばかりのベルトをカチャカチャと弄った後、キサツの元へと戻っていった。


その後、2人と1つが去った後、光っていたコインが一層と放つ光が増し、店員は光に包まれた。そんな数秒の出来事の後、その店には、テューカを買いに来るお客が、普段の倍近く、増えたと言う。


「キサツさん…値切るの上手いね」


「当然ですよ!乙女にとって値札は天敵なんですから。これくらい当然です」


「お、おう。それで一つ気になるんだけど、さっき言ってたエーテルが多ければ景気が良くなるって言うのはどう言う事?」


「あれ、話してませんでした?通常人と言うのは、自然と自分のエーテルを使い対象に幸福という現象を与え続けているんです。しかし絶えず幸福と言う現象を与え続けるには相当なエーテルが必要となり、皇鳳様が分け与えてくださるエーテルでも、足りないんですよ。それで幸福と言う現象を与える為のエーテルを他の事に使ってしまい、人々の幸福が削れていくと、こんなメカニズムですね」


「つまり俺の側にいればみんな幸せになるって事か!!?」


「んー…それは難しいです。確かに白亜はエーテルを放出し続けていますが、そのエーテルが人に吸収される事はまずありません。そこで代わりに皇鳳様が溢れたエーテルを集め、人々に与えているんです。ほら、どれほど美味しいかぼちゃでも、調理しなきゃ食べれないじゃないですか」


「じゃあ食材と調理師って関係なんだ…そう言われれば確かに、いくら料理人がいても、食材がなければ料理が出来ないからね。白亜と皇鳳が同等レベルかそれ以上って、そう言う事か」


「白亜は調理師にしか料理出来ない食材、って付け足せば、完璧です」


「ちょっと待って、じゃあ白亜皇鳳は?」


「…自分のお肉でも調理してるんでしょうか」


どうも、読者さん。投稿主のブックです。

投稿頻度の話ですが、1章の終わりまでは1日2話にすることにしました。早く作品を知ってもらいたいですしね。

さてさて、今回は作中の補足ではなく、題名の由来をお話ししましょう。

この作品を作ろうとしていた当時、私は題名に悩んでいました。何を隠そう私は題名を付けるのがとても下手なのです。

そして、題名が考えられないなら作品の原案をくれた人の名前を入れようと思い、アズマと言う人の名前をちょこっと借りる事にしました。

アズマさんからもらった原案のファンタジーもの、略してあずまるふぁんたじーです。

我ながらいいネーミングだと思っています、別の題名を考えようとしたこともありましたが、これが一番しっくりくるんですよね。

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