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「や、やっと追いつきましたわ」


 近くの町で一休みしていると、お嬢様が追い付いた。

 過酷な体験をしたのか服はボロボロになっている、かわいそうに。


「何他人事でいるのですか‼ 全部あなたのせいでしょうか‼ 何とかしなさい」


 とりあえずその辺のモンスターを討伐した金で、豪華な服を買ってやると押し黙った。



 お嬢様に服を買ったので金が無くなった、どこかで追いはぎするしかない。

 

「何で奪い取ることしか考えていませんの⁉ モンスター倒せばいいじゃないですか⁉」

 

 この辺りのモンスターはびびって出てこなくなった、奪う方が早い。

 ちょうど馬車が見える、あれを襲おう。

 お嬢様の静止を無視し、馬車の屋根に飛び乗った。


「なんだ、てめえは?」


 馬車を運んでいた男達が武器を構える。見るからに安物なので、全員気絶させてから馬車のドアを開けた。


「っ‼」


 中には獣耳を生やした少女がいた。手や口元を布で縛られ、身動きが取れない状態で座らされている。馬車の中を散策するのに邪魔なので外に放り出した。

結局獣人少女がいただけで、めぼしいものはなかった。


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