↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偽り聖女と悪役令嬢  作者: ユキア
公爵との関係

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/29

その顔

「?!」

包帯をとったその顔は醜いものではなく、美しいものだった。


「……お前はどう思う?」


「へ?何がですか?」


「この顔のせいで俺は自分を犠牲にしてきた。お前は俺に似ている。だから問う。お前は俺の顔をどう思う?」


「……とても美しいと思います。でも、……」


「でも?」


「どこか、悲しみを、抱えているように思います。」


「そうか……」


「どうしてそんな事を?」


「言っただろう。お前は俺に似ていると。だから興味が湧いた。なので、顔を見せてみようと思っただけだ。」


「そうですか。すみません。」


「何故謝る?」


「私のせいで公爵が危険な目に……」


「それはお前のせいではないだろう。」


「そんなことは……」


「お前は自分を犠牲にするな!」


「え、でも……」


「では、そろそろ行く。」


「あ、はい。」


「ルーク。」


「へ?」


「それが俺の名だ。」


☆☆☆☆☆


「どうしよう。」


迷う心にさっきのルークの言葉が、突き刺さる。


「自分を犠牲にするな……か。」


そう言うグラスの顔はどこか曇っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。