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僕の時代・・・来ちゃいました

全開のあらすじ

冒険者になる為にタクサーンスライム丘へ行ってスライムをたおそう!



僕はギルドで冒険者登録をするためにタクサーンスライム丘へ行きました。

―――って言っても素手だけで大丈夫か不安でしたが・・・まあ何とかなるだろ。



”ぎぃやあぁぁぁ・・・”



そんなことなかったです。

スライムって粘液が毒だから触っただけで皮膚が被れるし、飛びついてくるし、挙句一回でも攻撃したらスズメバチみたいにしつこく追ってきます。それに単体だったらいいのですが・・・基本群れです。

僕は必至で逃げました。”あぁ、ホンマに死ぬ”とそう思いました。

スライムたちはいつもやられている側だからか鬱憤を晴らすがごとく僕を追っかけまわしました。

途中、心なしかスライムが”アッチ側(狩る側)に立つんわ俺や”と言っているように感じました。

最終的に近くにいた冒険者たちに助けられ・・・笑われました。



それから僕は毎日、タクサーンスライム丘でスライムから逃げ回りました。

何で一回帰って装備を整えないかって?

・・・今さらねぇ・・ほら!・・・分かるでしょ?・・・まあ、なんとなくです。



一か月後、スライムに追っかけまわされ、毒を浴び、リンチにされ、いつしか僕はスライムの毒に対する免疫を持っていました。さらにスピードもスライムに追いつかれることが無いぐらい早くなり、攻撃力も底なしに・・・とはいきませんでしたが僕はすごい力を手に入れたのです。

僕の時代・・・来ちゃいましたw



「え!?・・・スライムのワクチン受けてから行かなかったんですか?」



「・・・はい?」



「スライムを討伐するんだったら最低限そんぐらいするものですよ?」



「じゃ・・じゃあ・・・僕のこの一か月って?」



「すっ、すいません!あなたがそこまで無知で、間抜けで、世間知らずで、滑稽で―――」



僕はそこからあまり記憶がありません。



気が付いたらベットの上でした。



「おっ!目が覚めた様じゃのぉ」



「あっ、ありがとうございます!あの・・・ここってぇ?」



「わしの家じゃ」



「え!?なんで?・・・」



僕はどうやらギルドの受付さんと話し合っている最中に気絶していたらしいです。

そしてギルドから追い出されて倒れているところをこのお爺さんに拾われたってことらしいです。

でも・・・それでもなんで・・・今、僕は裸のままベットにいるのでしょうか・・・。

次回 おじいちゃんパワ-

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