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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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3話

「お前、悩めるお年頃なんだな」


「そうですよ‼これでも、むつに関しては真剣だったりするんですからね。本当、言うと…宮前さんの前ではこんな話したくないんですけど」


「だろうな…俺からしたらむつは妹だしな」


今度は冬四郎が、西原を気遣うような目をすると、西原はそうじゃないと言った。


「それもあるんですけど…兄弟だって知らなかったら、ぐいぐい行けたんですけど」


「遠慮か?俺に遠慮する事はないだろ?決めるのはむつなんだからな」


「宮前さんの言う通り何ですけど…宮前さんが嫌な人だったら良かったんですけど」


西原は笑いながら言うと、冬四郎のグラスを取りお湯割りを作った。自分の分も作ると、箸で軽くかき混ぜてちびちびと呑んだ。


「何か、ダメだな。お前ら」


「え?俺も含まれるんですか?」


「みやは本当ダメだな」


山上にそう言われ、冬四郎はしかめっ面をして焼酎を呑んだ。

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