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ごっこ―ギャルとリーマンの探偵ごっこ  作者: 天野幸道


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4/14

やんちゃだった頃

 悪い気はしない、ひたすら柔道と器械体操(こちらは友達と遊び半分でしてた)に、夢中だった中学時代だった。

 友達と校庭を、空中回転でどこまで行けるか競争したりした。確かに、窓から覗いていた女子たちはいた。あまり気にとめもしなかったが。

「山本さん、好きな人がいたんだって。」

また余計なことを。

「いったい、何年前の話しだよ。」

 あの頃は体も小さかったが、いじめられるのが嫌で始めた柔道に、はまっていた。試合で勝ってからは、副主将になって、悪ガキどもも一目置くようになっていた。

「まあ思春期の女の子って、ちょっとやんちゃな男の子が好きになるだろ。」

 窓から見てた子、名前も忘れた。

 なぜか柔道部には、やんちゃする子が多く集まってた。だから、自分もその手の子に近いと、思われていたんだろう。

挿絵(By みてみん)

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