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ごっこ―ギャルとリーマンの探偵ごっこ  作者: 天野幸道


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12/18

彼氏の家を探しに

「酒屋かも。」

「なんで?」

「原田さん、実家は酒屋さんって言ってたみたいだから。」

「そうか、あとはすみれって子が行って調べたらいいかもね。」

「みうちゃん。本名は児玉みう。原田さんに本名話したみたい。」

「じゃあ、後はみうちゃんが直接訪ねるだけだね。」

「ねえ、私たちが行って確かめようよ。」

「なんでだよ。」

 次の日曜日、家に瑠璃は迎えに来た。行かされることになったのだ。ともかく夜、部屋で『何でえ。』と接近され、だんだん声が大きくなってきたら、断り切れなかった。

「なんてかっこうだい!」

目の前には完全にギャルメイクの瑠璃。

「だって、探偵は変装するじゃない?」

これでは、休みの日にキャバ嬢と店外している客みたいだ。

「山ぴょん、服ダサいよ。私がコーデしてあげる。」

「やめろ!。」

 五日堂駅までは都心から二時間。髪の毛はハードジェルで立たせられるわ、Tシャツはジーパンからシャツ出しさせられ、さらにダボシャツは着せられ前開け。キャップは斜めに被れとか。

「山ぴょん、若返ったよ。」

まあこの格好なら、山ぴょんと呼ばれても違和感ないかな?

挿絵(By みてみん)


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