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彼氏の家を探しに
「酒屋かも。」
「なんで?」
「原田さん、実家は酒屋さんって言ってたみたいだから。」
「そうか、あとはすみれって子が行って調べたらいいかもね。」
「みうちゃん。本名は児玉みう。原田さんに本名話したみたい。」
「じゃあ、後はみうちゃんが直接訪ねるだけだね。」
「ねえ、私たちが行って確かめようよ。」
「なんでだよ。」
次の日曜日、家に瑠璃は迎えに来た。行かされることになったのだ。ともかく夜、部屋で『何でえ。』と接近され、だんだん声が大きくなってきたら、断り切れなかった。
「なんてかっこうだい!」
目の前には完全にギャルメイクの瑠璃。
「だって、探偵は変装するじゃない?」
これでは、休みの日にキャバ嬢と店外している客みたいだ。
「山ぴょん、服ダサいよ。私がコーデしてあげる。」
「やめろ!。」
五日堂駅までは都心から二時間。髪の毛はハードジェルで立たせられるわ、Tシャツはジーパンからシャツ出しさせられ、さらにダボシャツは着せられ前開け。キャップは斜めに被れとか。
「山ぴょん、若返ったよ。」
まあこの格好なら、山ぴょんと呼ばれても違和感ないかな?




