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16 初めての誘拐かな?

全く関係ありませんが、昨日苺食べました。

美味しかったです(^ν^)

少し離れたのがいけなかったのか。

噴水の場所に戻るとそこにいるはずのリーナが消えていて、かわりに先程嬉しそうに買っていた苺の紅茶だけがその場に残っていた。


リーナは勝手にどこかに行くような子じゃない。それにこんなこと今までに初めてだ。

リーナがいた場所に駆け寄る。


リーナの気配と誰かわからない気配が数人分がかすかに残っていた。


「……っ!!」


攫われたか!!?

俺は魔力がそれなりにあり、多少の魔法は使えることができた。その中には人の気配察知なんかの類もある。騎士という職業柄、色々便利な事が多いのだ。

だが、今はそれどころではない。


リーナが攫われた。


どこに? 誰によって? 何故こんなにも人がいるのに誰もしなかったのか。もしくは何もできなかったか、い合わせてなかったか。


後者の可能性は少ないはずだ。だってここは先程入っていたカフェからも見える位置で、この道は人は多くないにしろ人通りが途切れることはこの時間では滅多にない。


……落ち着け。焦っても何もわからないだけだと自分に言い聞かせ、深呼吸する。


先ずはこの気配の持ち主がどこに行ったかだ。

気配を()で確認する。

俺の魔法の一つで、相手が分からなくても、どこに向かったのか簡単にわかることができる。昔、少年少女誘拐事件を騎士団で受け持つことになって、その時に作った魔法だ。魔力は少ししか使わないから騎士団の中でも使えるやつは多い。そして一般人にはあまり知られていないため、対策を取っているやつは少ない。


案の定、こいつらも気配がダダ漏れだった。

少しずつ薄くなってきているその気配は人通りの少ない路地の方にへと続いていた。

俺は腰に当てていた剣を片手にその路地へと入っていった。



◆◆◆


体にだるさを感じて目を覚ます。

あれ……? 私、何してたっけ。


少しずつ意識がはっきりとしてくる。

ええっと……、確かカフェから出て噴水のそばに座ってて、、ウィルがどこかに行って……。

ああ、ぼーっとしてたら誰かに口を塞がれたんだった。


なんであのとき誰も周りに人がいなかったんだろう。あの道ってそんなに寂れてるわけでもないし、何かが引っ掛かる。


と、そんなことよりも、、ここどこだろう。

手と足を縛られているせいか、うまく身動きが取れず少し苦しい。よいしょと体をおこしてみると埃が舞い上がった。

薄暗くてよく見えないが、室内なのは確認できる。ただどこもかしこも蜘蛛の巣が張り巡らされていて、長い間掃除をしていないのか埃臭い。さっきも埃舞ったし。窓もないから今が何時くらいかも知ることができず、何分くらい眠っていたのかわからない。


すると足音がして誰かがこちらにやってくる。一人……じゃないな。3人……いや、2人か。何かを話しているけどもごもごしててうまく聞き取れない。

とりあえずまだ眠っているふりでもしておこう。


もう一度体を横にすると、それと同時に何人かが部屋に入ってきた。

目は瞑っているため男か女かはわからないが、たぶん男だろう。私にハンカチを嗅がせてきた奴の声は男だった。


「こいつで大丈夫なんだよなあ」


「恐らくな。藤色の髪でツリ目、人形のような顔立ちと、女にしては若干背が高いっていう条件があってる貴族はこいつしかいないだろう」


ああ!! ツリ目って言ったな!!

人のコンプレックスをわざわざ言うのは嫌われるんだぞ!! よく覚えておけ!!


「ギルア様はまだこられなんのか?」


「さあ……。わからんがギルア様は……だからまだ来られないかもしれない」


ギルア様……?

その人が私を連れ去った首謀者ですな? 肝心のところが聞き取れなかったのが残念だけど、これで後でウィル達に調べてもらえる。

しっかりと名前を聞き取ると、あろうことか私に薬を嗅がせたやつじゃないほうが言った。


「なあ、……ギルア様が来るまで少し遊んでいてもいいんじゃないか……?」


ゾワゾワっと悪寒が背中に広がり、軽く吐き気を覚える。

何こいつ、キモっ……!!


「やめとけ。仮にギルア様に知られたらお前だけじゃなくて俺も殺される。それにギルア様は素晴らしいお方だ。ギルア様に選ばれたこの女は何かあるのだろう」


せ、セーフ……?

まあもし襲われても全力で反撃するけど。そのギルア様? が何者なのかわからないけどこの二人にとって、特に私に薬を嗅がせた方にとっては絶対の存在なのだろう。


……え? 私がなんでこんなにも冷静に判断できているかって? 

あ、もちろん誘拐の経験は今日が初めてですよ? じゃあなぜ、それは……


ドアが何者かによって勢いよく蹴り上げられる。

二人の男は、何事だ!? となにかに弾かれたように立ち上がった。


「ウィル!!」


「お前……起きていたのか……!!」


小さい方の男が叫ぶ。


何故私が冷静にいられたのか。それは、ウィルが助けに来てくれるっていう絶対的な自身があったからだ。

ウィルは仮にも騎士副団長だよ? さっき思い出したけど少し前に大きな誘拐事件を解決していたのよ。だから何か誘拐に対してはなれてるんじゃないかなーという私の勝手な憶測です。


「リーナ、無事だったか!? 何もされてない……?」


「うん。変な薬かがされただけ。後は……襲われそうになったけど……」


"ギルア様とかいう人に殺されるみたいだから諦めてた"、と言おうとしたが、襲われそうになったと言ったところでウィルの殺気が膨れ上がった。


「そうか……。お前たち、、覚悟はいいんだな……?」


声のトーンが一気に3つくらい落ちたところで、ウィルが剣を構えた。


は、反撃するようですよ……?

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