〔第33話〕ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…
今回の話はちょっと周回移動都市ヴェルサイユっぽいですね。虐殺度合いで言えば、まだまだこんなもんじゃありませんが…。その〜、ノリというか…雰囲気というか…そんな感じの…
早よ下読んで下さい。トイプードルしますよ?
——————ドゴォォォォォォッン!!!
「うぉっ何の音だ?!?!」
飲み会が終わり洞窟都市へ入る若干の太陽の日照りも弱くなった夕方頃、デカケモと共に帰宅中、それは起こった。
「凄い音したヨ?!」
音の方から獣々が逃げ惑う。
[やばい逃げろ!!!]
[凄い数だ!!!!]
[もうここも終わりだ!!]
「またゾンビが上がってきたのか?!おい!ボーとしてねぇで何とか言えよデカケモッ!」
デカケモが額に汗を垂らしながら険しい表情になり、動揺している。
『いや、外壁の方から中の方へ逃げるなんて初めて見るヨ…』
「あーもうッ!とりあえず現状を把握すんぞ!街見渡せるとこどこだ!」
『こ、ここの高台ダヨ!』
俺はデカケモと共に高台に登り獣々が逃げてくる方角を見る。
「…マジかよ。外壁ぶっ壊れてんな…。」
薄暗いはずの広い市場の空間が見違える程明るく照らされていた。
もっと詳しく言うと、遠くに見える外壁が大きく抉られ、大きな穴が開いている。
『なんかよくわかんないけど、今度こそちゃんと逃げるヨ!』
「あぁ、わかっ…」
次の瞬間、再び轟音が鳴った。
——————ドゴォォォォォォンッ!!!
音の鳴った外壁の方を見る。
爆発と共にこの街の外壁が完全になくなった。
薄暗いアングラな市場が夕焼けに照らされ真っ赤に染まっている。
『やばい、やばいやばいヨ!!!』
外壁の外からレーザービームの様な熱線が放たれ、街の一部が欠損する。
——————ドゴォォォォォォンッ!!!
地震の様な揺れがツグネの膝を地面に付かす。
「…お、おい。な、何なんだアレ。」
『わぁぁーーーーー!!!やばいヨ!!!」
完全にぶち開けられた外壁から何千、何万、数え切れない程の無数のスフィアが街の上空へなだれ込んできた。
「おい!トワイライトが言ってた戦争始めんのって今からなのか?!」
『違う!!そもそも今この街の上に居るスフィアは僕達の盗んだスフィアじゃないヨ!!!』
「は?!じゃぁあの数え切れねぇ数のスフィア達は何だ!」
街の宙に舞う無数の大きな人型ロボット、スフィア。
まるで夜空の星々とまで見間違える程のそれは、間違いなくこの都市の兵器スフィアだ。
『あわわわわわわッ…本当にやばいヨッ…』
均等に列を成し、並んだそれらが少し動きを見せた。
上空に整列されたスフィア達はそれぞれが移動を始め、中央に広い空間を作った。
「おい、何か宣戦布告みたいなんされそうな雰囲気になってきたぞおい。」
『終わったヨ…』
「テメェ諦めんなよ!」
——————『蛮族共の皆さん、こんにちは私はヴェルサイユ代理人司教“エヴァンテ”。』
拡声器の様な音声がこの街の隅々まで響き渡る。
逃げ惑う獣々は皆一旦足を止め、その声の方へ視線を移した。
——————『はい。皆様が静かになるまで7秒掛かりました。なのでこの街の責任者7秒以内に出て下さいまし。』
[あのエヴァンテがっ?!]
[やばいッエヴァンテが来た!]
[とうとう俺らを始末しに来たのかッ。]
[あれが…エヴァンテ…]
「エヴァンテ?!」
『や、やばいネ…あのエヴァンテが直々にきちゃったヨ…』
——————『もうとっくに7秒経ちますわ。ハァ…。貴方達には5千年前からうんざりしています。その危機管理能力の欠如…全く変わりませんわね。』
無数のスフィアが作った中央の空間に一機だけ毛色の違うスフィアが出てきた。
遠くからはあまりよく見えないが目を凝らして見てみると、そのスフィアの手のひらにエヴァンテが立っていた。
そのスフィアの手のひらにセルフレリアとケモノ女も後ろに立っていた。
エヴァンテの服装が国会の時着ていた白い重厚なシスター服では無く“黒い”重厚なシスター服に変わっていたのが何だか印象的だった。
その他、セルフレリアはいつものシスター服、ケモノ女は何だか軍服の様な服を着ている。
[勝てる訳ないだろ…あんな…]
[あのスフィア…ヴェルサイユ級の使うロイヤーだ…]
[おい、トワイライトはあんな奴らに喧嘩売ろうとしてたのか…ッ!ちゃんと責任とって死ね!]
[故郷なんてもういらねぇ!命あってだろ!]
[おい!誰か白旗持ってこい!]
[市民権なんて夢のまた夢じゃねぇか!!]
[でも、戦わなければ得られないだろ!]
[逃げろ!]
[俺はやるぞ!!]
[エヴァンテ初めて見たぞ…俺…]
獣々が各々の反応を示し震え上がる。
あんなもん見ちまったらそうなるわな。
あんな圧倒的な武力見せつけられたら2、30機のスフィアなんて浜辺の砂つぶに過ぎないだろう。
そしてエヴァンテには圧倒的な権力もあるときた。
(あんま事情はわかんねぇが、トワイライト5000…。テメェこれ…、ヴェルサイユの雫とかいう訳分からん代物使ってもどうしようもねぇ戦力差だろ…)
トワイライト5000という街はそこそこ広い、縦横数キロはある巨大な洞窟の様な場所にある。
しかし、その上空を埋め尽くす星の数程のスフィアで青白い太陽のようなエネルギー球のある天井が見えなくなっている。
その数は千や二千で片付けていい数では無い。
しかし、俺の誘拐を命令した王座のケモノの眼。
アレは確実に何か“考え”のある奴の顔だった。
——————『いつまで隠れているつもりですか、トワイライト5000。貴方、ツグネに何を吹き込んだのか知りませんが無駄な事です。ここで闘うか、大人しくツグネを引き渡すか。選びなさい。』
しばらくの沈黙が続いた後、ケモ側から一機のスフィアが出てきた。
——————ゴゴォーーーッ。
何だかこう、ケモ側のスフィアを改めて見てみるとなんかエヴァンテ側のスフィアと違って薄っすら汚れている様に見える。
盗んできたとか言ってたしそんなもんか。
そして、ケモ側のスフィア一機はエヴァンテの居る場所まで高度を上げ、その目線を合わせた。
——————『久しぶりですね、トワイライト5000。』
———「わざわざ、エヴァンテ様が足を運んでくれるなんて光栄極まれり、だな。」
ケモ側のスフィアから発せられた嫌味っぽい音声は王座のケモノの声だった。
もしかして、トワイライトあいつスフィアのパイロットだったのか…?
——————『トワイライト5000貴方…ならずものに対する知恵も無ければ、対策も疎か。しまいには222に対する切り札まで誘拐して…その行い、今までは見て見ぬふりをしていましたが目に余りますわ。』
———「あぁそうかい。僕はエヴァンテ様に逆らった見せしめに殺されるのかい?また、あの時と同じ様に。」
——————『貴方方が、よく仰る“奪われた故郷”。ほざくのも大概にして下さいまし?私の横を見て下さい。この獣人は貴方方が愛してやまない故郷で働いてるではありませんか。私の横に立ち、真っ直ぐに前を見て、チカラをつけて。』
———「お前らが支配する故郷には、何の価値も無い。大切なのは奪われた物じゃない。奪われたという事実だ。」
——————『貴方方の防衛体制が悪辣故の決断です。話し合いで解決することも出来ましたが、それを拒んだのはトワイライト5000貴方でしょう?』
市場で周りの獣々がざわつきだす。
[おい、聞いてた話と違ぇぞ!トワイライト!]
[どっちの言い分が正しいんだ!!]
[エヴァンテは嘘をついている!!!]
[トワイライトの言葉は本当だったのか?!]
[どっちの言い分が事実なんだトワイライト!!]
王座のケモノの名前がトワイライト5000なのか?
何だか囚人番号Lv.100みたいだな。
———「戦争だエヴァンテ、ナノシステム!!!」
その言葉と共にトワイライトのスフィアは大きく両手を広げた。
その両手から無数のワイヤーの様な物が天井や壁に向かって発射されトワイライトのスフィアを宙にぶら下げる。
その見た目はさながら巣を貼った蜘蛛みたいだ。
次の瞬間、トワイライトのスフィアの胸が光出した。
——————キィィィィィィィィィイイイイッ!!!
見るにトワイライトのスフィアは元々胸に大きな穴が開いているデザインだ。
しかし、今はそこの穴に赤黒い光の球体が収まっている。
(やべぇ状況だけど…あのスフィアのデザインいいな…普通にカッコいい…。ん?体が…動かない。)
「何だ?!おい!デカケモこれはなんだ!!」
「わ、わからないヨ!私も何故か体動かせないヨ!!」
激しい音と共にツグネ含めた獣々も体が動かせなくなったらしく、そこら中で疑問の声があふれる。
——————『ナノシステム?ですか。初めて見る技術ですね…。指一動かせません。』
———「ロイヤーの中のパイロットも同じだろ。まぁ墜落しないだけ上出来だな。まぁ今のお前にはもう誰も守ってくれる人が居ないけどな。じゃぁ大人しく死んでくれ。エヴァンテ。」
次の瞬間、エヴァンテは簡単に腕を上げて肩についた汚れを払う。
———「はぁ?!お前、なぜっ!?」
——————『愚か者は人の言う事をすぐ信じますね。ツグネとは大違いです。』
———「まぁいい、お前だけは!!」
トワイライトが自分のスフィアを動かし、背中に装備されていた大きな銃を取り出し、エヴァンテに向ける。
——————『わかりました!では、この闘いにおけるルールを決めましょう!』
エヴァンテの言葉を無視し、トワイライトのスフィアの銃口からビームの様なレーザーを放つ。
——————バシュンッ!!!
——————ガキンッ!
エヴァンテを囲んでいるスフィアの1つがトワイライトの放ったレーザービームを盾で受け止めた。
———「何故だ?!何故お前も動ける!?」
エヴァンテの護衛の1人のスフィアがさぞ当たり前に動く様子を見てトワイライトはたじろぐ。
それを見てエヴァンテは自分に被さる目隠しを取り、物を見るかの様な冷たい表情で言う。
——————『私は貴方のナノシステムを解除させれば勝ち。貴方は私を殺せば勝ち。私はこの勝負が終わるまで貴方に何の危害も加えないと約束しましょう。』
———「ア゛?舐めやがってぇぇええ!!!!」
——————バシュンッ!!!バシュン!!!バシュン!!!バシュン!!!
——————ガキンッ!!!ガキンッ!!!ガキンッ!!!
撃てど、撃てど、盾に弾かれるビーム、そのビームが壁の方に反射して壁が抉れていく。
そんな中、エヴァンテが下の市場の方、指差して言った。
——————『ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…』
突然の気の抜けた陽気なエヴァンテの声が街に響き、トワイライト含めた市場の獣々が目を丸くした。
肘は伸ばされ、謎られる指はランダムで八の字を絵描き獲物を見定めるかの様なエヴァンテのその眼に俺の背筋は凍った。
——————『ドカ〜ン。』
——————ドゴォーーーーンッ!!!!!!
エヴァンテの声と共にロイヤーから市場へ向かって1発のレーザービームが落とされた。
被弾したケモノ達は声を出す間も無く、ジュワッと一瞬で蒸発した。
周りの獣々もそれを見て逃げようとするがナノシステムのせいで体が動かせない。
トワイライト5000はその様子を見てエヴァンテに猛抗議する。
———「お前!!何して!!アイツらは関係ないだろ!!!市民権も無い奴らなんだ!!!アイツらは俺の勝手な復讐に付き合わされてるだ…」
——————『ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…』
———「おい、!!!聞けって!!おい!!!」
トワイライトの叫びを無視して、エヴァンテは指で線をなぞりながら広い市場のどこにレーザービームを落とすか決めている。
そして、指が止まる。
——————『ドカ〜ン。』
——————ドゴォーーーーンッ!!!!!!
———「やめろ…もう、やめてくれ…やるなら俺とやれよ…おい。聞いてんのか!!」
——————『ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…』
———「おい!このクソ女ぁぁぁあ!!!やるなら僕と直接、勝負しろォォォォォォォオオオオ!!!」
——————バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!
——————ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!
トワイライトの攻撃は全てエヴァンテの周りのスフィアにガードされる。
———「おい!!聞いてんのかくそアマがぁぁぁ!!」
——————『ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…』
エヴァンテの頭に罵倒は届かない。
———「や、やめッ!」
空をなぞっていたエヴァンテの指が再び止まる。
——————『ドカ〜ン。』
——————ドゴォーーーーンッ!!!!!!!
下にいるデカケモとツグネは頭が動かせないながらも震えながら周りを目で追う。
泣き叫ぶ声、怒号の声、助けを求める声、トワイライトへの怒りの声、エヴァンテへの怒りの声、それぞれがおりなす狂気の景色。
「おい、デカケモ。俺をエヴァンテに差し出したらこの虐殺は止まる。何とか出来ねぇか!?」
「そんな事言われても動けないヨ!!!」
———「なぁ、おい…僕らの方のスフィアはナノシステムの影響で動けないんだよ!飛べすらしないんだ!しかも僕のスフィアのレーザーもお前に防がれる。もう勝負はついてんだろ?!」
トワイライト5000は自分のスフィアのコックピットを開き、直接エヴァンテと目を合わせた。
しかし、エヴァンテは止まらない。
——————『ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…』
———「なぁ、もうやめてくれ…」
——————『ドカ〜ン。』
——————ドゴォーーーーンッ!!!!!!!
[キャ゛ーーー!!!]
[まだ死にたくないっ!!]
[やめろ、やめてくれ!!!]
[わ゛ーーんっ…わ゛ーーーんっ…]
[神様…神様…]
———「なぁ…エヴァンテぇ…」
エヴァンテを子犬の様な目で見るトワイライト。
——————『ヒュ〜〜〜〜〜〜ッ…』
———「やめろぉって…なぁ…」
するとその時エヴァンテの隣に居たケモノ女がトワイライトにボソッと言った。
「ナノシステム止めりゃいいじゃん…」
トワイライトはその言葉を聞いた瞬間すぐにスフィアの電源を落とした。
——————シューーーンッ…。
電源を落とされたトワイライトのスフィアは、胸にあった赤黒いエネルギー球を失い完全に沈黙する。
その瞬間ナノシステムが解除されツグネ達やケモ達は動ける様になった。
[ギャーーー!!!]
[逃げろ今のうちに逃げろぉ!]
[動ける、動けるぞぉ!!!]
[パパ!!死なないでぇ!!]
[だめだ、嬢ちゃんそいつはもう死んでる!!いくぞ!!]
———「なぁ、エヴァンテ…これでいいのか…お前…人間じゃねぇ…」
——————『この勝負、私の勝ちですね。では、また来世で。』
その瞬間セルフレリアの白い金属の翼がトワイライトの首をはねた。
——————ドチュンッ!
——————ボトッ…。
セルフレリアは黙って出した翼を引っ込め、元いたエヴァンテの後ろ側へ戻った。
——————『セルフレリア、ありがとうございます。』
セルフレリアは開かれたコックピットに落ちているトワイライトの生首を見ながら言った。
「贅沢な自殺志願者でしたね。」
下から一連の行動を見ていたデカケモは震えて身を丸める。
「私殺されるヨ!いやダ!!死にたく無いヨォ!!」
ツグネは丸まっているデカケモの背中をさすり励ます。
「大丈夫だ、俺はお前らの事黙っといてやるから今のうちにどっか逃げろ!!ほら、いけ!走れ!!」
「ありがと…ツグネ、感謝するヨ…あの時腹殴ってごめんネ…」
「お前ッ、やっぱそれは許せねぇ…!」
「わぁー殺されるヨォ!!!」
「わーたからもう行け!早く!!」
ツグネはデカケモを逃した後、エヴァンテの飛んでいるスフィアの下まで走った。
転がる死体に焼けこげた肉。
それが子供か大人かなんてわからない。
抉れた地面に燃える市場の店。
そんな光景を横目にツグネは走る。
正直言ってケモの子供が肉塊に向かって泣き叫ぶ姿は見ていて胸糞が悪い。
元々いた旧世界でもゾンビに食われる親子は幾度となく見たが、やはりこういうのは慣れない。
「おい、エヴァンテぇぇぇぇええええ!!!聞こえるかぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
エヴァンテを手のひらに乗せたロイヤーは獣々が逃げて空になった市場に降り立つ。
——————プシューーーーッ。
『ツグネ!ご無事でしたか。』
「エヴァンテお前ぇ!!やり過ぎだ!!」
ツグネの声に護衛のセルフレリアがエヴァンテの前に出る。
しかし、エヴァンテはセルフレリアを静止して、尚、自分がツグネの前に出る。
『蛮族に対して中途半端は出来ません。中途半端こそ罪なのです。やる時は殺らねばなりません。』
「…ッ。だからって……!!!」
その言葉に反論できないツグネ。
それはそうだ。
この都市に222という絶対的な脅威が迫ってきている状況でそれに対抗する切り札を奪う。
国家転覆にも等しい行為、現世界の法律なら確実に死刑だ。
しかし、エヴァンテ側も無駄な殺生が多すぎた様にも感じる。
感じるじゃねぇ。
無駄な殺生が多過ぎた。
いや、もしかしたらこれが1番血を流さずに済む最適解だったのかもしれない…。
俺だって無駄な正義感は捨てたつもりだ、殺す時は殺す。
草薙の時もそうだった、あの時、機関銃で乱射し虐殺した。
まぁやり直したからその事実は無かった事になったが、俺がした行いは消えはしない。
『ツグネ、トワイライト5000は歴史の中の人間です。その席を誰かに譲る時が今、来たのです。』
「…まぁいい。俺はまだこの都市の歴史を知らない。だから、もうどうでもいい。」
もしかしたらエヴァンテがこうしなければならない事情があったのかもしれない。トワイライト側もそうだ。きっとそうだ。なるべくしてなったのかもしれない。
『私に減滅しないで下さい。ツグネ。』
エヴァンテが心配そうな顔でツグネを見る。
「あぁ、しねぇよ。俺も殺す時は躊躇なく殺す。」
『ありがとうございますツグネ。では、エヴァンへ帰りましょう。』
「…あぁ。」
その日、トワイライト5000がエヴァンテへ仕掛けた闘いにより、報復としてエヴァンテは獣族の1/5を殺害した。
後に作中で説明されますがシャルロッテの先祖がトワイライト5000です。後、ここのアングラな街の名前もトワイライト5000です。
ロイヤーはヴェルサイユ級専用部隊のスフィアです。数万機あります。今回のトワイライト5000の行いにはきちんと理由があります。しばらく先の話で出てきます。
これも後に出てくるのですがトワイライト5000が使っていたスフィアはプロメテウスと言います。
今回出てきたヴェルサイユ雫が結構後に重要な役割を担ってきます。
最後に、ん?何故トワイライト5000がナノシステム使えるの?と思ったそこの君。その違和感間違ってないですよ。しばらく先の方で答え合わせしましょう。では。
【こんな世界、滅ぶべくして滅んだんだよ。】




