蛙のおっさん
文章がおかしかったので修正しました。2020/9/16
建造物は建物ではあった。しかし、黒いガレキの山と地面に散らばったコンクリート片ばかりで、家ともビルとも言い辛い街だった。
「やっと街についたぞ」と独り言をつぶやくと、それに反応した声が返ってきた。
「おぉ、ガレキの街にようこそ、兄ちゃん」
声のしたほうに顔を向けると、緑色のでかい蛙が煙管を咥えながら座っていた。
「どうした?死人を見たような顔しやがって」
いやいやいや、蛙が喋ったら誰でもビックリするわ!
「あ、ああ。悪い、喋る蛙を初めて見たもんだからな」
「はっはっはっ。なかなか洒落なこと言うじゃねぇか兄ちゃん」
「そこはゲコゲコゲコ!とかじゃないんだな」
そんなアメリカンな返しをしてやったら、舌が飛んできた。汚ねぇ!
「そういうジョークは間に合ってんだ。で、どこの街から逃げてきたんだ?サボテンの街か?」
「いや、そこの森?」
「そうか、よく分からんがエイリアンに襲われなかったのは運がいいな」
エリアンとか居んの?じゃあこの蛙もエイリアンじゃね?
「それより何か売れるもん持ってねーか?もしくは金があるなら買っていけや」
蛙のおっさんは煙管を吹かしながら俺に売買を申し込んできた。どうやら店をやってるらしい。地面にゴミにしか見えないものが散乱している。
え?これ売り物?汚れたビニールとか骨とか何に使うんだ。
「いや、金は持ってねーなぁ。飴玉一つぐらいならまぁ。いくらで買い取れそうだ?」
とボロボロのズボンのポケットから飴玉を取り出し、袋ごと蛙に差し出す。
「飴玉?」
「その煙管よりは体に良いんじゃねーかなぁ。あと甘いぞ?」
「このミミズの煙管よりもか?」
衝撃な発言が出ました!煙管じゃなくてミミズだった!粉にして吸ってるらしい。
「あー、スマン。それより良いとは言えなくなった」
「よく分からんが、銅貨二枚で買ってやるぞ」
取り合ずそれで頼むと、次にどこに行けば良いか考える。今必要なのは『寝床の確保』『食料の確保』『金銭の入手』といったところか。
「とりあえず、金になりそうな仕事とかないか?おっさん」
「金なぁ。命の保証は出来ねぇが、ハンターなんてどうだ?」
「ハンター協会?」
「エイリアンや賞金首を退治して金を払う組織ってことだ」
「ほほう。ありがとよ。取り合えずハンター協会に行ってみるわ」
俺は蛙のおっさんに教えられた建物へと向かった。
汚ねぇビルだな!
タバコの記述を変更。なんか文章がダブったてので削除しました。