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ハンター協会

「おう、いらっしゃい。登録だろ?登録なら名前を言いな」


 ヒゲが似合うでかいおっさんに有無を言わせず登録を勧められる。威圧感がマッハだ。


「あ、はい。えーと、アキラでお願いします」


 マフィアですか?とか言いそうになるのをぐっとこらえ、適当に思いついた名前を告げる。記憶喪失だもの、しょうがないね!


「おう、アキラだな。仕事はそのへんに居るエイリアンを倒してこい。ほれ、この装置で倒した種類や数が分かる」


 小さな丸くて黒い物が付いた首輪を渡された。なんかすげぇアバウトだな。


「これは、首から下げれば良いんですかね?それともこれは機械でエネルギー的なモノが必要ですか?」


「いや、そりゃ魔法で出来てる装置だ。その辺の原理は知らん」


とヒゲを触りながらおっさんは俺に説明する。ふわっとしすぎじゃないですかねぇ!?


「取り合えず何でも良いからエイリアン共を減らしてくれ。ガレキの街が死ぬ前にな。あと死ぬなよ」


「あ、はい。出来る限り頑張ってみます」


「じゃあな、こっちは忙しいんだ。早く行け」


 どう見ても暇ですけど!?俺以外に人が居ないんですけど!?なんて言えるはずもなく、俺はハンター協会から逃げ出すように出て行った。超怖かった。








「そもそもエイリアンってなんやねん!剣と魔法とモンスターだけでええやんけ!」


とぼやきつつ、俺はまたしても蛙のおっさんの所に向かった。情報を得る為である。


「おぅ、兄ちゃん。ハンターになったみたいだな。ついでに何か買ってくか?これなんてどうだ?」


「いや骨とかいらねーし。なぁおっさん、何か武器とか無い?骨以外で。あと無料で」


「うーん、無料で手に入る武器か。なら、あそこのガレキの山から探してみたらどうだ?」


「おお、そこで武器は手に入るのか。ありがとよ」


「良いってことよ。あと、エイリアン倒して良いのが出たら売りにきな!安く買い取ってやるよ」


 舌ちょん切ってやろーか!?


「そこは高くだろ!?はぁ、取り合ずガレキの山に行ってみるわ」


「おう、掘り出し物があるといいな」と言いながら俺に手を振ってきた。やはり良い人だ。いや、良い蛙と言うべきか。


 さて、武器になるものがあればいいなと俺はガレキの山に向かった。



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