今から君に告白します
夕方夕食前。
私はライ様の執務室を訪れていた。
「泣いたか??」
あって最初の一言目がそれだったので、目の腫れはそこまで引いてなかったのだろうかとマリーを見れば首を振られた。
「なんで解りますの??」
「長年一緒に行動してきた結果。解るよ。それで、仮婚約の話だろう?」
「そこは気づかないふりをするのが、マナーじゃないですか??もう。」
ソファに座り、マリーがお茶を準備をしてくれるのをまつ。
「仮婚約の話ですが、手紙にも書きましたが仮婚約解消という事でお互い大丈夫ですか?」
「あぁ。俺もメリーに気持ち伝えたし結婚はしたいとお互い思ってる。ただ、国が絡む結婚だから、そのあたりの手続きは父上にお願いをしている。シャルは??」
「私の方は、ジェラール=フェルネン伯爵子息ではなく、ラザルート=ウィル=ディア=クローネ=フレイアス殿下が私の探していた、ルーでした。こちらも私の兄様レオナルドが立ち合いの元、婚約の手続きをする話が出ております。」
「兄貴か!!なら、一安心だな!兄貴じゃなければ、ルイ叔父上が婚約者候補だったんだろう?」
「そう聞いてます。ルイ様にも振られれば侯爵家の兄様方の中からって、私に国外への婚姻は禁じられてるんですか??」
「そりゃあ、久方ぶりに生まれた候女だしな。国内で嫁ぎ先を探すよな。俺は次男だし、継承権あるから、メリーがこちらに嫁いでくる形になると思う。」
なんて、仮婚約はお互い解消が前提で話が進んでいく。
「メリーにも継承権ありませんでしたか?第四王女ですが現在皇室に残っている中で継承権は3位か4位。」
「そこはノア王太子殿下に生まれくる子供が第3位になるから継承権は下がるってメリーは、話していたし兄君たちがたくさんいるから問題ないと言っていた。」
「ならいいのですが。私が、ライ様の義姉になるのですね。」
「なんならメリーは、シャルの義妹になるぞ?」
「あら、それはいいことですわね。」
「俺たちにできることは、父上たちに連絡は言っているだろうから、言われた通りに動くだけだな。」
「そうですわね。確かに私たち自身に今何かできることといえば、お相手と親睦を深める事位ですわね。」
「発表は、俺の成人の儀式の時か?父上の生誕祭の時か?」
「オステンの国王夫妻も今来られてますから、まとめて発表しそうですわね。」
「シャルは、ドレスは準備できているのか??兄貴と話したか??」
「あ、まだ。マリーそのあたりはどうなってますの??」
「手配済みですので大丈夫です。」
「さすがだな。」
「恐れ入ります。」
ドレスの準備はマリーに任せて、今度4人でお茶会でもしないかと話になる。
あとは、王太子妃として必要な教育は何があるのかを王妃様に確認をしなくてはならない。
それはメリーと一緒にお時間を取って頂いて確認をしにいくのが一番いいような気がする。
「お互い、初恋が実ってよかったな!」
「本当にそれ。ヴェラまで使って探してよかった。」
「俺も、シャルと離れなくてよかった。」
「それ、メリーが聞いたら勘違いするから、ちゃんと言うんだよ?」
「わかった。」
簡単に話して後日4人で話そうと約束をして解散した。




