4.冒険者
「さて、カイジ殿には強くなってもらう必要がある」
「はい」
「強くなる方法はいくつかあるが、わしのお勧めは冒険者になることだな。仲間との戦い方を学ぶこともできるし、ライバルがいる方が強くなれる。」
「冒険者ですか?」
「そうじゃ、王都内にある冒険者組合と言うところで依頼を受け魔物の討伐や、遺跡の調査や、あとー、ダンジョンの攻略など、強くなるにはもってこいの仕事なんだよ。こう見えてもわしも元々は冒険者だったんだ。」
冒険者か、せっかく魔王が勧めてくれたので断れないよなぁと、そんなことを思いながら俺は
「わかりました」
と言い切ってしまったのだ。緊張して口走ってしまったのもあるが、魔王の目が輝いていたからかもしれない。
「そうかそうかそれはよかった。ではあと1つだけお願いがあるのだ。君はもう次期魔王なわけで命を狙ってくる奴も居るかもしれない。なのでこの件に関しては他言無用で過ごしてもらいたい。」
「分かりました」
それから俺は魔王から金貨10枚をもらい王室から退席する。
「ハァーー」
緊張が解けた俺は大きなため息をついた。
そしてまたメイドに連れられ俺は城の城門から出ると、中からはわからなかった魔王城が逞しく建っているのが見えた。
俺はメイドに冒険者組合の場所とお金の説明を聞く。
「冒険者組合は街の中央の広場の前にあります。あとお金についてですか、小銅貨10枚が銅貨1枚、銅貨10枚が銀貨1枚、銀貨10が金貨1枚、金貨10枚で白金貨1枚の計算です。」
「ありがとうございます」
そう返事をして俺は冒険者(魔王)になるために街に足を踏み出したのだった。
サッカーしたいなー




