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すばるを見て思ったこと。星は必ずそこに在る

キリがよいので、ここでいったん締めたいと思います。

 ツイッタ―でふと見かけたつぶやきなのですが、どこまでも自己評価が低い人は、いつも一定数おりまして、最初は謙遜なのかなーと思ってツイートを追っていると、けっこう深い『自己否定』が根本に見えたり。

 逆に、どこまでも『自分はすごい、自分の創作(絵にせよ文にせよ、オブジェにせよ)、見て見てみてー!!!』という人もやはり、一定数おります。

 大半は、『こんなん創りました。良かったら』という感じなのですが、自己否定者、自意識過剰者、その双方揺れ動きパターン、どれもがなぜか、よく分る気がします。


 誰もが愛おしい、そうなった自分は何だろう? と考えに考えてみると、それが逆によく解らないのですね。


 オンライン創作を始めたのは2012年秋からですが、始めのうちは自分も、双方揺れ動いていた気がします。

 それがなぜか、現在では『自己評価』しようとして、どうしてもできない。自身を見つめれば見つめるほど、輪郭があやふやになっていくのです。


 先日、めっちゃ寒い中、外に出て星を眺めていました。

 分る星はオリオン座、カシオペア、北斗七星、すばる、そのくらいだったかな。

 その中でも、すばるをみていると、どうしても自身について思いを巡らせてしまうのです。

 すばるは、ずっと見つめていると、いったいどこまで見えているのか、いくつ見えるのが正しいのか、果たしてあれがすばるなのか、色々と思ってしまう星です。

 以前どこかで、『すばるの星が見える数で、その地の空気の澄み具合がわかる』みたいな記事を読んだことがありました。


 すばるを見て、色々なことをかんがえます。

 自己評価とはまるで、すばるをみているようだな、と近頃思い至りました。


 思い悩むみなさま、すばるはどう見えたとしても、数に変わりはありません。ただそこにあって、輝いているのみです。

 そこをしっかり見据える、あえて見ないは個人の自由かな、と。


 どうか、そこに在る『輝ける星』みなさまもできるだけたくさん、見つけられますように。

 揺れ動く大気の中、星の数は変わらないのだと信じて。

ほのぐろ日記は、主に過去について語り、こちらは主に、『いま』を語ったという思いなのですが、あんがいまとまりなく、終了です。

どこかひとつでも気に入っていただけたら、このうえない幸せです。

今までおつき合いいただき、ありがとうございました。

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